おだやんです!
モザンビーク を南下し、ダイバー憧れの地・トーフへやってきたおだやんとちょく。着いた翌日にはオーシャンサファリをやって、いきなりジンベイザメと泳げてモーレツに幸せでした!
さて、トーフ滞在2日目のこの日からは、待ちに待ったダイビングをします!今日は何が見れるのか・・?!
奴がいた
この日も朝からダイブショップ・Diversity Scubaへ。

ダイビングはエジプトのダハブ以来で5ヶ月ぶり。
ライセンスは旅の序盤にタイのタオ島で取ったんだけど、ダハブでは俺はちょくよりも多く潜っていたので、二人のダイブ数には少し差があった。だからその経験の差を考慮して初日はちょくと俺は違うスポットで潜ることに。

ここではもちろんライセンスの講習も受けられます
ちょくは体を慣らすため午後のシャローダイブ(浅い場所でのダイブ)だけに参加することにして、おだやんは午前午後ともディープダイブをやることに。
なので朝は俺一人で参加。

機材を準備してビーチへ!
今日のメンバーは猛者ばかり。

全員プロ級。ダイブコンピュータ(ダイビングに必要な腕時計型の機器)を持ってないのは俺だけで、なんか初心者丸出しで恥ずかしかった。
俺の横に写っている南アフリカ出身の水色のおばちゃんは水中写真家だそうで、経験でいうとトーフでトップレベルのダイバーらしい。そして後で分かったけど、一番凄いのは一番端のおじいちゃんでした。

全員でボートを担いで海面にボートを乗せ、いざ出発!

最近よく周りから「なんでお前はいつもブログに登場しないんだ。実は旅してないんじゃないのか?」と言われるので証拠に。俺の写った写真の需要なんてないから出さないだけなんだけどな。笑

トーフの海はどんな感じなんだろう・・
スポットに着いて装備をつけて入水。ゾディアックボートでのダイブは、船のヘリに腰掛けて、そのまま背中からダイブする。初めてだったからちょっと慣れなかった。

透明度はそこそこ。
海底に着くと、無数の小魚!

でもぶっちゃけいうと、小魚にあんまり興味が湧かない。
ってええええ????

おばちゃんがすげえカメラを操ってた(笑 )照明も2つ付いてるし、あんなの持って泳いだら泳ぎにくいだろうに。やっぱりプロって凄いわ。
どんどん進む。

うーん、小魚ばかり。

それにしても、海中は流れが早い。しかも押し寄せては返すの繰り返しで、気を抜いたら酔いそうなレベル。
これは難易度高い!


綺麗な黄色のキンセンフエダイの群れ。

でも流れがあって全然魚に集中できない!
お次は・・・

っとおおおお!!!近い!
こいつはポテトグルーパー(Potato Grouper )。和名はカスリハタ。

こいつは1m近くあった。やっぱり大きい魚は見応えがある!

写真家のおばちゃん、みんなを押しのけて前に前に出ていく。もっと譲り合いましょうよ・・・
そしてウツボ。

危険なので刺激してはなりません。

青い尾びれの魚。名前は不明
後、ダイビングしない人は知らないかもだけど、水中は深ければ深いほど赤い光やオレンジの光が届かなくなる。だから赤い魚はくすんで見える。

どういうことかというと、照明を当てたら分かります。
ほら!

この魚は実はオレンジ色の魚。でも水中では人間の目やカメラにはくすんだ緑にしか見えない。だから水中写真には照明が欠かせないんです。水中カメラと照明セット、欲しい・・・

クマノミも、照明なしだとなんか可愛さ半減。

ミノカサゴ?
こちらはチョウチョウウオの仲間。

背びれがバナー(宣伝用の横断幕)に見えるから英語ではバナーフィッシュ。
さてと、小魚ばかり見てたらあっという間に終了の時間に。

3分間の安全停止。
えーーー!大物見たかったな・・・なんて思ってると・・・
いきなり!!
おじいちゃんダイバーが何かを見つけて海底めがけて猛スピードで泳ぎ始めた!!!なにこの人、超速い!!

でもチームで潜ってるのにこれは反則!先生も「What’s?!」のジェスチャー。
「君たちはこのまま安全停止してて」と俺らに指示して、その後慌てておじいちゃんのあとを追っていった。

何を見つけたんだろうと思って目をこらすと・・・
遠くの海底に薄っすらと大きなマンタが見えた。

くそおお!!!なんでもっと早く現れないんだッ!!!
何も見れなかったようで、おじいちゃんとガイドが戻ってきた。

さっきのは「マンタだったね。」のジェスチャー
これで午前のダイブは終了。大物は見れなかったけどマンタがいるってことは確かに分かった。よし、午後に期待!
それにしても問題だったのはおじいちゃんの勝手な行動。
水中でのチームの誰かが勝手な行動をしたら、命に関わる。案の定、おじいちゃんは先生や写真家のおばちゃんにかなり怒られてました。でもおじいちゃんは「耳が遠くてよく聞こえないよ・・」と二人の怒りをかわしてた。
水中では誰より速く泳げるのに、陸に上がった瞬間老人ぶってる感じが面白かったけど(笑)
午後は哺乳類パラダイス!
一度ダイブショップに戻り、ちょくと昼飯を食べて、再び午後のダイブへ!
ちょくは親子と一緒にシャローダイブへ。

ちょくが一緒に潜るメンバー。男の子に身長負けてますやん・・
俺が潜る午後のメンバー。

ピント、ボケてますやん・・・
出発!

ここの海は常に波があって、ボートはかなり揺れる。人生で乗り物酔いしたことのない俺でも、少し吐きそうになったほど。
ポイントに向かう途中!
なんとクジラに遭遇!

50mほど向こうで2頭のクジラが泳いでた。あとで聞いたらザトウクジラだそうです。

すげえ!!
ここでのダイビングの良いところは、スポットへの移動中に大物に遭遇したら船長判断でその場でシュノーケリングさせてくれること。
「クジラも大物にカウントされるの?」と聞いたら、流石にクジラは無理らしい。

いつかクジラと泳ぎたいな〜なんて考えていると、今度は・・・
「おい!今度はイルカだ!」

これはもしや・・?!
「よし!潜って良いぞ!今だ!いけ!」
許可が出たのですぐさま飛び込む!

イルカだーー!!!

ってイルカ、超速い。全然追いつかない。
これ、誰も追いつけないよな〜なんて諦めかけていたら・・・

おじいちゃんが猛スピードでイルカを追いかけていく。
体の作りが全然違う。もしかしてフリーダイバーか何か?

イルカが潜っていくと・・・
おじいちゃんも・・・

陸上だと超ヨボヨボなのに!なんだコイツは!!
人魚かッ!!

おい爺さん、どんだけ深く潜ってんのさ・・・笑
なんだか、イルカよりもおじいちゃんを見ていた方が面白いぞ。
俺にはイルカと泳ぐのはまだ早いのかな・・・なんて思っていると、今度はイルカの方から近づいてきた!


「キューキュー。チチチチチ。」
イルカ独特の鳴き声があたりに響き渡る。


近いぞ!



手が届きそうなところにまで来てくれた!

そして2分くらい戯れて、イルカは去っていった。

大興奮!!

いやー楽しかった!
イルカは明らかにチームでコミュニケーションをとってたのが分かって、やっぱり哺乳類って魚とは全然違うんだな〜と感動した。それに、時折こちらに話しかけているかのようにも見えて嬉しかった。
イルカ見たから帰ろうかなんて思っていたら、そういえばこれからダイビングするんだった!

ダイビング中にあのイルカ、来ないかな・・・

イルカの気配ゼロ。

なんか魚影もまばらで寂しい。



写真家おばあちゃんも人魚並みに自由自在。
バラクーダの群れに遭遇!

バラクーダの群れはダハブで見てから大好きになっていたので、個人的にはイルカ並に嬉しかった。

オヒョー!

サンゴ礁とか海底でユラユラうごめく群よりも、バラクーダみたいに速く泳ぐ魚群は見応えがある。
バラクーダ、好きだわぁ・・・食べても美味しいしね。
その後も海底をウロウロ。






35分ほどで終了。

安全停止中にまたもや海底にマンタらしき影が!

遠すぎてしっかり見えなかった。残念!
でもその代わり!

クジラの鳴き声が聞こえた!
来る途中に船から見たクジラかな?ちなみにクジラの声は100km離れてても聞こえるらしいので近くにいるかどうかは分からないんだそうです。
それにしても本当、この海、すげえな。この二日ですでにジンベイザメ、イルカ、バラクーダの群れを見たし、船の上からはクジラも見えて、水中ではクジラの鳴き声まで聞こえる。
豊かな海に潜ってるという実感がして、海から上がったあとはすごく気分が良かった。
ビーチへ戻る。
さて、ここのダイビングにはもう一つ面白いことがある。

それはボートでビーチに戻る際、猛スピードでビーチに突っ込むこと。

ビーチ近くで一気に加速して、波が来ない場所までスライディングする。これが毎回遊園地のアトラクションみたいで面白い。
・・・
夜は適当なお店でこんなご飯。

ほんと、アフリカってワンパターンすぎるだろ。

まあ味はそこそこだから良いんだけど。
いや〜トーフでの初ダイビング、良かった!!とりあえずトーフBIG4のうち、ジンベイザメとイルカが見れたからね!
あとはマンタですよ。明日に期待!
続く!
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