半年に一度、ちょくに新しいあだ名を付けてます。たぬき、たぬ吉、ポンコツたぬき、ちょ太郎、チョポ助・・・
自分で名付けといてアレだけど、なんかどれも情けない響き・・・おだやんです!
だって長年一緒にいて同じ名前だと飽きない?
ということで半年に1度、新しい名前をプレゼントしてます。
・・・
さて、モザンビーク北部の島、モザンビーク島へとやってきたおだやんとちょく。漁師からロブスターや魚を買って自炊したり、子ども達と触れ合ったりして島ライフを満喫中です!
この日はワタクシおだやんの30歳の誕生日!
めでたい!!
めでたすぎるぞ!!
前回の誕生日はモンゴル・ウランバートルでタコスパーティをしましたが、今回はモザンビーク島で誕生日を迎えることに。なんか「モ」がつく国で誕生日を迎えるのが定着してきているようです。次回はどこ何だろうか・・・
さて、30歳の誕生日、どうせなら豪華にいこうと前日に奮発して「ホエールウォッチングクルーズ&シュノーケリングツアー」に申し込んでいました。
ということで、朝からホエールウォッチングクルーズに出発!!果たしてクジラは見れるのか?!
ホエールウォッチングへ
朝6時に船着場(ただの砂浜)に来いと言われていたので、クジラが見れたら良いな〜なんてワクワクしながら早起きしてビーチへ。
クルーズというからにはさぞ豪華なクルーザーが来るのかな?

出典:https://www.ferretti-yachts.com/
こんな感じのクルーザーを期待。
楽しみだぜぇぇぇええ!!!なんて興奮しながら船を待つ。

浜辺にはボロっちい小舟が行ったり来たりしている。

「ふふふ、今日は僕の誕生日でクルーズに出かけるんだ。君たちみたいな、そんな軟弱でカラーセンスのかけらも無いオンボロボートには乗らないんだよ?」

こんなヤツに乗るんだからな!!
「お待たせ〜」

「ふぁっ!??!」
「君たちがホエールウォッチングのお客さんだね?早くこのイカしたボートに乗り込んじゃって〜」
「な、何だと?!!三十路バースデーボーイのこの俺が、こんな軟弱なボートに乗r・・」
「つべこべ言わず早く乗んなさい」
「はい」
船に乗って出発を待つけど、なかなか出発しない。
どうやらガイドが寝坊した模様。
おい、舐めてんのか。
結局1時間以上待って7時半すぎに出発した。こちとら誕生日に5時起きなのに・・・
天気が良いから良しとする。
船には船長と操縦アシスタント、そしておちゃらけたドレッドヘアーのガイド・ジェニート。そしてお客さんは我々夫婦の他にブラジル出身の女医がひとり。

同じポルトガルが通じるということでモザンビークの首都マプトに派遣され医師として働いているという彼女は、若き日のアンジェリーナジョリーそっくりの金髪グラマラス超絶美人。

出典:http://demmy0929.blog.fc2.com/blog-entry-50.html
うん、良い誕生日になりそうだ。
湾から沖にでる途中、島の最南端にある要塞が見えた。


ガイドが要塞の説明をしてたみたいだけど、アンジェリーナジョリーに気を取られて全然頭に入ってこない。
なんか大事な要塞らしい。
まさかの・・・
アンジェリーナのハスキーボイスにキュンキュンしてたら今日が俺の30歳の誕生日であることをすっかり忘れてた。
そうだクジラを見るんだった!
クジラクジラクジラクジラクジラクジラクジラクジラクジラクジラ!!よし!見るぞ!
アンジェリーナ!クジラ!

クジラを見るぞ!!!!!
クジラがよく出没するという沖のスポットへ向かう。

しかし外洋へ出る直前から、だんだん波が高くなってきた。

めっちゃ揺れる・・
「アンジェr・・・ちょく、大丈夫?」
右に左に揺れまくる船。水しぶきもバシャバシャかかる。

天気は良いのに風が強いからどんどん波が高くなっていく。

そしてついにガイドがひと言。
「今日無理だわ」
ええええええええええええええ。
30歳は初日からツイてない。ツイてなさすぎる。
おだやん「最悪の誕生日だわ・・・」
ちょく「残念だね・・・」
「ホントだわ・・・ガイドが遅れただわ絶対。何だよチキショウ・・・・クッソ。クッソ。」

アンジェリーナ「あなた、誕生日なのにツイてないわね」
おだやん「ファ?!あ、ぜ、ぜ、全然気にしてないよ!お、男がこんなことでクヨクヨする訳ないだろ?」
「誕生日おめでと(ハート)」
うん、良い誕生日だ。
船は港へ戻った。

幸い、料金はそのままで翌日もう一度参加して良いとのことだった。
アンジェリーナホエールウォッチングは翌日に延期!!
その後昼ごはんを食べ夕方まで島をふらふらする。あまりに暇でちょくに「誕生日くらい好きなことやりなよ」と言われたので釣りをすることにした。

島と大陸を繋げている橋に行き、ケニアで買っておいた釣り道具で釣りを始める。
エサはミミズ。
ここに来る前、ビーチで子どもたちにチップを払ってミミズを探してもらい手に入れていた。

ピクピク食いつくも、なかなか釣れない。
しばらく悪戦苦闘していると、どこからともなく地元の青年二人が駆け付けて、ここでの釣り方を教えてくれた。

「あの岩の周りに小魚がいるからそこを狙うんだ」

見ず知らずのアジア人に優しく釣り方を教えてくれた二人の青年。
なんだか、おじさん、涙が出ちゃうぞ!


本当にいい奴らだった。しかも太くて美味しそうなミミズもたくさんくれたし。
強風でクジラツアーは中止になったけど、こんな素敵な出会いがあった。
それに夕日も綺麗。

いい誕生日ということにしておこう。
宿へ戻る途中、屋台が出ていたので覗いてみた。

おばちゃんが路上でパンケーキみたいな物を焼いていた。

美味しそうだったので一つ注文。

クレープ生地の上に、卵とマヨとケチャップを乗せただけの素朴なスナック。これで50円くらいだった。
お昼ご飯が少なかったこともあってかなり美味しく感じた。
誕生日だけど、この日モザンビーク は休日でレストランも休みだったので仕方なく大好きな「ちょく特製・和風ツナパスタ」を作ってもらうことに。

一日の最後が、ちょくの作る和風ツナパスタで締められるとは、やっぱり良い誕生日だ!!
と思いきや・・・・
普通のツナと思って買ったツナ缶が・・・・

トマト漬けのツナだった。
こともあろうか、間違ってトマト漬けのツナ缶を買ってしまっていたのだった・・・
めっちゃ生臭い。
普通のツナ缶と全然違う。なんか生臭すぎて金属の味がするし・・・
おい!!!!

もっとパッケージにトマト感出せ!!!
字が小さいんじゃボケ!!!!
くそ。本当にツイてないわ。どんだけ日頃の行いが悪いんや・・・・

ツナがあまりにも不味いので、30歳最初のディナーは素パスタとなりました。
30歳、やっぱりツイてません。
・・・・
さて翌日は朝からまたもやホエールウォッチングクルーズに再チャレンジ。
しかし、最悪のピンチを迎えることに!!
続く。
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