世界三大渓谷『ブライデリバー・キャニオン』!&アフリカらしい面白標識ドライブ

ちょくです!

南アフリカ・ナミビア14日間レンタカー旅中のおだやんとちょく!

2日目の今日は早朝からブライデ・リバー・キャニオン、そして午後からはクルーガー国立公園の豪華ラインナップ!

世界三大渓谷の一つ『ブライデ・リバー・キャニオン』へ

ブライデ・リバー・キャニオン自然保護区のキャンプ場で目を覚ましたおだやんとちょく。

朝起きると、外は霧で立ち込めていた。

「さ、さむい・・・ぶるぶる。」

「アフリカはなんとなく暑そう」そんなイメージを持っている人、結構いるのでは?

かく言う私もずっと暑いイメージでいたので、まさかネパールで買った偽物のノースフェイスダウンジャケットを引っ張り出して着るとは思わなかった。

本当に冷え込む南アフリカ。時期によっては真冬の装備が必須です!

さて、今日のちょくは気合が入っております。

「うおーー!!がうがうがう!」

「今日はブライデ・リバー・キャニオンとクルーガー国立公園だー!」

そうなのです。レンタカー旅2日目の今日は、見どころが2つも!

初日の昨日はほとんどが移動だったので実質の観光は今日から。そりゃあ気合も入ります。

まず向かうのは「ブライデ・リバー・キャニオン自然保護区」内にある渓谷。この渓谷はアメリカのグランドキャニオン、ナミビアのフィッシュリバーキャニオンに並ぶ『世界三大渓谷』のうちの一つ。

ブライデ川が刻んだ川底から谷までの標高差が1000m以上もあるこの峡谷。渓谷の絶景スポットと言えば、グランドキャニオンに代表されるような赤茶けた岩肌を想像してしまうけど、このブライドリバーキャニオンは豊かな緑に囲まれた渓谷。森が茂っている渓谷としては世界最大の大きさを誇るんだそう。

私たちはこの渓谷がある自然保護区のキャンプ場に宿泊しているので、目的地は目と鼻の先。

「うおー!渓谷ー!突撃だー!!」

寝起きとは思えないほどの勢いで、ビュースポットへ。

 

「世界三位の渓谷ー!うおーー!!」

 

「え・・・」

 

「のおおおーーー!!!!」

 

まさかの霧。なにも見えない。

 

くそお・・・。

はるばる日本から来たんだよう。晴れてよう。

景色見せてよう。なんだよう。霧ってどうしてだよう。

空気読めよう。楽しみにして来たんだよう。

 

ようようようYOYOYO・・・

 

YO?

 

おうおう??

 

「ひゃほおーー!!!!」

 

願いが通じたのか、風で霧が晴れてきたー!奇跡!

スッキリ綺麗には見えなかったけれど、うっすら全体像が見渡せるまでに!

写真ではこの雄大さを表現できず悔しいんだけど、肉眼で見ると霧の先の景色も見える。

そしてうっすらかかった霧が逆に厳かな雰囲気を醸し出しててグッド。いや、別に、強がってないですよ?

レンタカー旅一発目の観光スポットということで、さっそく記念写真。

テンションだけでも上げていこー!うぇーい!

霧よ晴れろ!ここ一番のビュースポットへ

実はブライデリバーキャニオン自然保護区は大きな大きな自然保護区。

数々のビュースポットがあり、そのほかにもハイキングや乗馬、川下りやマウンテンバイクといったアクティビティも充実している。

私たちはこのあとクルーガー国立公園に行く予定なのでそういったアクティビティはやらないんだけど、実はここ一番のビュースポットは他にあるので、一度車に乗って移動することに。

ここに来た時はまだ空いてなかったお土産屋さんが、車に戻ると開店準備をしていた。

「おばちゃんおはよう」と心の中でつぶやいて車を走らせると・・・

はい、全面的に霧。

 

「うーん、もうこれは期待できないんじゃないかな。」

 

「ちょっと残念だけどここはメインイベントではないし。」

「うん、クルーガー国立公園の方が本命だしね。」

「そうそう。ついでに来ただけだもんね。」

 

本当は楽しみにしていたくせに、あたかも「ここは序盤だから別にどうでも良い」という感覚で話すおだやんとちょく。

ショックを受けると立ち直れないタイプの人間なので(とくにちょく)、霧まみれの景色をみてガッカリしないように自分たちを守る言葉を並べながらビュースポットへと向かう。

すると、さっきよりも良い景色が!

霧、晴れてきてる!

谷底に流れる川が本当に美しい!

まるでもののけ姫が出てきそうな、今にもヤックルが飛び出てきそうな、アシタカが耳元で「そなたは美しい」って囁く声が聞こえてきそうな、そんな絶景。

我が子分・おだやんが「親分!写真撮りましょう!」とカメラを向けてくるので、記念にパチリ。

はい、チーズ!

パシャ。

 

そして、最終的には目当てとしていた一番の絶景を見ることが出来ました。

それがこちら!

ドーン!

 

これです、これ。

ブライデリバーキャニオンを代表する絶景!

あまりの壮大さに、おもわず仁王立ちしちゃうよね。

ここでカヤックとかしたら気持ちいいんだろうなあ。

見れない見れないと思っていたから、見れて本当に嬉しい。感動!

世界三大渓谷をドライブ

朝早く起きて見に行ったブライデリバーキャニオン。全面霧からの一発大逆転で気分はるんるん♪

本当ならもっとゆっくりここで時間を費やしたいところだけど、今回のレンタカー旅はクルーガー国立公園を経由してナミビアのナミブ砂漠までいく長距離旅なので、やむを得ず車に乗り込みクルーガー国立公園へと向かう。

道中は想定外の渓谷ドライブ!

てっきり渓谷は自然保護区内だけかと思っていたので、これは思わぬ絶景!

でもこれ、上から石が落ちてきたら死ぬよね・・・。

こんなパノラマビューを見ながらのドライブは本当に最高。

渓谷を抜けたあとも、不思議な景色は続く。

視界が開けたと思ったら、おや?

おやおやおや?

「巨人の子どもが作りました」みたいな不思議な形に積み上げられた石山の数々。

これらが自然に出来たものって思うと、やっぱり自然の力ってすごいなあと思う。

横断注意!思わぬ通行人

数々の石山に目を奪われながら車を走らせていくと、道路に何か落ちているのを見つけた。

「わ!やば!ストーップ!おだやんストップ!」

「え、なに?!」

「やばい!いいから止めてー!ちょっと戻って!」

「え?いいけど何?!」

車を急いで止めた理由は、これ。

あなたは・・・!

カメ・・・!

一歩一歩、のそのそと歩くカメ。

その間も車がビュンビュン横を通りすぎていくんだけどお構いなしに歩いてる。いや、もしかしたら彼は全力で、内心はめっちゃ焦ってるのかもしれない。

こんな大きな甲羅のカメ、きっとかなり生きているんだろうなあ。

どうか車に引かれず長生きしてね。

どういうこと?!面白い標識シリーズ

渓谷を抜け、カメに別れを告げて、どんどん車を走らせてクルーガー国立公園を目指すわたしたち。移動中も見渡す限り絶景なはずなんだけど、やっぱりずっと同じような景色が続くとつまらなくなってくる。人間って本当贅沢だ。

「あ~ヒマだ~」

そんな風に思った。思ったそのとき!それは突如現れた!

 

「な、なんだあの標識は!」

「うお!こんなの初めてだ!!」

 

『ゾウ、注意』

 

「まじで・・ゾウ出るの?!」

「ちょちょちょ待って、心の準備が!」

 

そしてその他にも、こんな標識が続々と。

『インパラ、注意』

『イノシシ、注意』

 

おだやんは4年、ちょくは1年北海道に住んでいた経験があるので「シカ注意」の標識は見慣れているんだけど、まさか「ゾウ注意」の標識があるとはなあ。さすがアフリカ。

そのほかにも面白い標識があった。

『POTHOLES=穴に注意』の標識。

南アフリカの道路上ではよく見かけるこの標識、要は「道路に穴が開いてるから気を付けてね」というもの。スピードを出してそこを通るとパンクしちゃう可能性もあるので要注意。しかもたまに大きなものもあるので、まるで落とし穴・・・。

そんな面白標識を過ぎたお昼時、ちょうどよいタイミングでモールに到着。

ここでランチを購入。

スーパーのお惣菜コーナーでチキン弁当!思ったよりも美味しい!

お昼を車の中で食べながら、昼過ぎにはクルーガー国立公園に到着!

やったーついたぞー!

ここからクルーガー国立公園でのサファリが始まると思うとワクワクドキドキ!

サファリはタンザニアでも楽しんだけど、自分で運転して自由に動物を見られるサファリは今回が初とあっておだやんもちょくも興奮!

よっしゃ、サファリ楽しむぞー!待ってろ動物たち!

本日のルートマップ

A:ブライデリバーキャニオン
3:クルーガー国立公園入場ゲート
B:クルーガー国立公園内キャンプ場

 

続く!

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