おだやんです!
南アフリカとナミビアをレンタカーで周遊中のおだやんとちょく。レンタカーでナミビアに入り、前回まではオットセイの大群を見たりナミブ砂漠で絶景を堪能してナミビアの旅を終えました。
お次は南アフリカに戻り、様々な景色を楽しみつつ、ケープタウンに近いカンゴー洞窟を目指します!
最強に美味いヨーグルト
2017年8月・レンタカー旅12日目。
ナミブ砂漠・デッドフレイ観光を終え、昨夜は日没後にSesrimに一番近い街・マリエンタール(Mariental)のキャン場「River Chalets」に宿泊。昨日の砂漠での興奮がまだ続いていてなかなか寝れなかった。それに未舗装道路ドライブの疲れがとれない。
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テントから出ると、ちょくがすでにサンドイッチを作ってくれてた。朝はやっぱり肌寒い。ダウンなしじゃ活動できない。
とりあえずレンタカー旅定番の朝ごはん、サンドイッチ。
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簡単で良いよね。
ここでみんなに伝えたいのが、この南アフリカ&ナミビアで売ってる超美味しいヨーグルト。
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その名も「ダブルクリーム」。
どのスーパーでも売ってて、どのメーカーも同じ商品を出してるんだけど、必ずラベルに「ダブルクリーム」って書いてある。これが本当に美味しいんです。あまりに美味しすぎて、朝から3リットルくらい食べられる。もうアブナイ薬みたいに鼻から吸える。そのくらい美味。特にバナナにかけて食べると最高。
たぶん文字通り生クリームが混ざってる(と思う)。だから値段は安くない。300円以上する。でもあまりに美味しいから好きすぎて毎日食べてた。帰国後に日本でも似たような商品をいくつか食べてみたけど、どれも微妙で南アフリカのこれを超えることはなかった。ああ、また食べたい!
毎朝恒例のヨーグルト絶賛トークを繰り広げたあと、南アフリカに向かって出発!
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この日は少し急ぎ足で頑張って、3時間半ちょっとで530km先の南アフリカとの国境・Vioolsdriftに到着。ちなみにナミビア国民は老若男女全員、時速200km以上出してて、俺のスピードでも後続車からかなり煽られてビュンビュン抜かされました。もう狂気の国ですわ。
南アフリカに入った後、ちょくが楽しみにしていた一面お花畑が広がるという「ナマクア国立公園(Namaqua National Park)」を通ることに。
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ここは夏、雨が長く続いた後のたった1〜2週間だけ広大な大地一面がお花畑になることで有名な場所。このタイミングは毎年違ってて開花予想が難しいと言われてるんだけど、案の定タイミングが早すぎて花はまだ咲いていなかった。
ちなみに場所はここ。ガイドブックにはよく「ナマクアランド」と呼ばれています。
世界の街並みとか文化ならそんなにシーズンって関係ないんだけど、自然の景色を巡る旅はいつもシーズンに振り回されるし、気候も毎年変わるからベストシーズンを狙うのが難しい。でもだからこそ、ベストシーズンにその時限定の絶景を見られた時の感動は何ものにも代え難いんだよね。
花畑は見られなかったけど、国道に戻って今夜泊まる街に向かう途中代わりに別の素敵な景色が。
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南米・ギアナ高地にあるロライマ山みたい。雲がかかってる感じがなおさら、ロライマ山っぽい。実はロライマ山、おだやんがずっと行きたいと憧れている場所。あー、行ってみた。
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その景色にすごく似ているから感動。車を止めて二人でしばらく眺めた。
さて、この日は遅くなったので、適当な街の地図にあった適当なキャンプ場に泊まる事に。
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Vanrhynsdorpという街にある「Vanrhynsdorp Caravanpark and Self Catering」。お値段安め(たぶん1000円ちょっとだったような)で快適だった。
でも疲れた・・・・この日実はおだやん、何気に一人で1000km運転してました。
南アフリカの国道の車窓がすごい
レンタカー旅13日目も早起きしてすぐに出発。
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朝はいちいち火を起こす時間がないので前の晩にゆで卵を作っておく。
出発してすぐ、昨日見た山が見えた。
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こんな壮大な景色が国道から見えるって、南アフリカすごい。
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何もない荒野も日本にはなかなかない景色で楽しい。
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どんどん違う種類の景色が視界に飛び込んでくる。
山岳地帯を越えて平野へ。
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車窓からの景色がいちいち素晴らしい。
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景色が素敵だと走ってて本当に気持ちがいい!
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もうなんですかこの美しさ。ここは天国ですか。
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「本当に天国みたいだね」
「でもちょく、地獄行き確定してるじゃん」
「ぶっ倒すぞ」
不思議な事に、景色が良いとどんな暴言を吐いても夫婦ケンカに発展しない。南アフリカって新婚旅行に向いてるんじゃないかな。
ダチョウはよく見ると意外と〇〇
カンゴー洞窟に向かう途中ダチョウファームがあったので寄ってみた。バックトゥーザネイチャーだけあって、生き物大好きですから。
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ここ南部の街・オーツホルン周辺は植民地時代からダチョウ産業が盛んで、たくさんのダチョウ成金が生まれたんだとか。今でもたくさんのファームがあちこちにある。
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こんなにダチョウを観察するのは初めてかもしれない。
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ダチョウって顔は可愛い。
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まつ毛が長くて可愛い。
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でも近くで見ると毛が汚い。
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それに・・・
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足がキモい。フリーザみたい。
顔は可愛いんだけどね。
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可愛い顔してるちょくのすね毛がボーボーなのと同じですね。
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「え?なんか言った?」
「いや、なんでもないっす」
さらに先へ進む。
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途中渓谷の中を進む。
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地図に滝のマークがあったので行ってみた。
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国道沿いの遊歩道を進むと・・・・
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おい、時間を返せ。なんだこのしょぼい滝は。
ワクワクする巨大な空間・カンゴー洞窟
その後、農村地帯&山道を通ってカンゴー洞窟へ。
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近道と思って通ったら後半はどんでもない悪路だった。知らない土地では大人しくメジャーな道路を通った方がベターですね。
カンゴー洞窟に到着!
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場所はここです。
国内では有名な観光地なんだけど、日本人にはまだ知られていない感じだった。
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ここは何がすごいって、洞窟がとにかく長くて、巨大なこと。
ここではこの長さを活かして、午前と午後に数回ずつ有料で「洞窟探検ツアー」に参加できるそう。人が這って通れるほどの狭い洞窟をガイドと匍匐前進しながら進むもので、太った人は通れないというハプニングが毎回起こる面白いツアーなんだとか。今回は時間が合わなかったので参加できず。残念。
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洞窟は個人で勝手に入ることは出来ず、その時間に集まった観光客のグループにガイドが一人付いて案内するスタイル。早速中へ!
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最初は普通の洞窟。
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博物館によくある人類の祖先マネキン。太古の昔、人類の祖先がここで暮らしてたそう。
さらに進むと・・・・
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うぉぉぉおおおお!!!!!
![地中に広がる絶景!南アフリカの巨大カンゴー洞窟に潜入!Cango caves](http://backtothe-nature.site/wp-content/uploads/2017/12/E6A6427.jpg)
デケェええええ!!!!何この巨大空間!!!!
![地中に広がる絶景!南アフリカの巨大カンゴー洞窟に潜入!Cango caves](http://backtothe-nature.site/wp-content/uploads/2017/12/E6A6367.jpg)
25mプールがいくつか入りそうな巨大空間に出た。高さも20mほどとすごい開けている。
![地中に広がる絶景!南アフリカの巨大カンゴー洞窟に潜入!Cango caves](http://backtothe-nature.site/wp-content/uploads/2017/12/E6A6374.jpg)
音の響もすごい。そいうか中にはコンクリートでできた舞台があった。たまにここでコンサートが開かれているそう。行ってみたいな、そのコンサート!
ここはいわゆる鍾乳洞で彫刻のように見える石は鍾乳石。
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その鍾乳石もまたいちいち巨大。
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写真じゃ伝わらないけど、上の写真も高さ10m以上あある。
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想像以上に巨大な洞窟のサイズに鳥肌がたった。洞窟でこんなに感動できるなんて。
30年前はこんな照明の色だったそう。
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バブリーな時代のセンスはどの国も共通なんだね。
さて、この洞窟見物ツアーが人気の理由は案内人のお姉さんたちによる演出だった。途中、中が空洞になっている鍾乳石を叩いて楽器にして歌をうたうパフォーマンスなんかをやったりしてくれる。洞窟で聞く音楽ってこんな感じなんだ。
そのガイドの演出の中で一番感動したことがあった
「昔この洞窟で暮らしていた私たちの祖先は、時には暗闇の中で生活していました。その本当の暗闇と静寂を皆さんにも体験してもらいます。」
ざわつく観光客たち。
「今から全ての照明を落としますので、皆さん静かに暗闇と静寂を楽しんでください」
そして照明が全て落とされた。
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この写真は照明を落とす直前。本当は完全に真っ暗になります
光も音もないと不安や恐怖を通り越し、もはや「無」。変な精神世界に入って瞑想できそう。
1分後、明かりが付いた。恐怖や不安が一気に消え去った。
![地中に広がる絶景!南アフリカの巨大カンゴー洞窟に潜入!Cango caves](http://backtothe-nature.site/wp-content/uploads/2017/12/E6A6437.jpg)
「火(光)を起こせるようになったのは人類史上最大の革命だ」
なるほどと思った。なんかただの洞窟だと思って入ってみたら歴史スペクタクルすら感じる場所だった。
そして洞窟から出ると二度目の感動があった。
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外の光がこんなに嬉しいものだとは!!!その場にいた全員が外の光にときめいた。今ならなんか宗教始められそう。
カンゴー洞窟は本当に良かった。なんならクルーガーでのサファリよりも良かったんじゃないかってくらい良かった。いやーマジでここは行った方がいい。
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感動に包まれながら、オーツホルンの街にあるオートキャンプ場へ。
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晩御飯は、三色そぼろ丼。
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うまい!南アフリカに入って、ちゃんとした日本産の醤油が手に入ったから料理が格段に美味しくなった。
連日の長距離運転で疲れてたからか、この日も食べた後一瞬で寝てしまった。
でもいろんな景色を見たし、晩御飯も美味しいし最高の一日だった!ああ、レンタカー旅って最高。もうずっとレンタカー旅でいいわ。南アフリカ最高!
・・・
さて、南アフリカレンタカー旅も残り2日。お次は有名な海沿いのドライブコース・ガーデンルートをドライブだ!続く!
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