ちょくです！
南アフリカのステレンボッシュにて「ワインペアリング」というものにハマったおだやんとちょく。
この日はその集大成として有名店JORDANにて「フルコースワインペアリング」に挑戦！
世界のシェフTOP100レストラン「Jordan」へ
ステレンボッシュでワインペアリングに魅了された私たち。
オリーブ、チョコ、ピザなど様々なペアリングを体験して、食の新しい扉を開くことが出来た。そんな私たちが最後のペアリングに選んだのが・・・
フルコースのペアリング！
一口サイズのペアリングに飽きたらず、ついにフルコースに手を出してしまったよ。
でも「後悔はしない！」「一流の体験は人生を変えると信じているから、そのためのお金は惜しまない！」というのがおだやんとちょくの考え方。はるばるアフリカまで来たのに後悔するような選択はしたくない。だからこの決断は間違っていないはず。
予約をしたのは世界のシェフTOP100にも選ばれたことがあるという、Jordanというレストラン。
実はこのお店、訪れる数日前に「ステレンボッシュの高級レストランに高級野菜を卸している」という南アフリカ人の男性とゲストハウスのバーで偶然出会ったことで知ったお店。改めて書くとすごい出会いだな。
ステレンボッシュのレストランを隅々まで知る彼が太鼓判を押していて、さらにはコース料理１品１品にワインのペアリングが出来ると聞いて迷わず予約したというわけです。
予約は公式サイトJordanwines.comレストランのページからか、もしくは電話で。
・・・
予約日当日はあいにくの空模様。
ゲストハウスで一緒だった南アフリカ周遊中の日本人３人組がレストランまで送ってくれるとのこと・・・！ありがたいー！せっかくなのでお言葉に甘えることに。
ちなみにレストランの場所はここ。
お店はステレンボッシュの街の中心から11kmと遠いのでタクシーもしくはヒッチハイクは必須。だから車で送ってもらってかなり助かった・・ありがとうございます・・！！
道中は一面ぶどう畑。
私たちがステレンボッシュを訪れた８月末はもうぶどうが刈り取られたあとだったけど、この畑にぶどうがたわわに実ったら、それはそれは圧巻なんだろうなあ。次はぶどうが実るシーズンに来てみたいな。
さて、１１キロのぶどう畑街道を走り、無事レストランに到着。送っていただきありがとうございましたー！
ここ、Jordanは有名なワイナリー。
レストランやベーカリーも経営していてるんだけど、今回はレストランを予約。
ああーフルコースペアリングなんて初めて！高まるううう！！
ドキドキしながらレストランへ・・！
人生初のペアリングフルコース
案内された席は前面ガラス張りでワイナリーが見渡せる素晴らしい景色。
昼間からフルコースにワインペアリングを付けていたのは私たちぐらいだったので、一番良い席を用意してくれたみたい。確かに普通は夜だよね（笑）
ワクワクドキドキ。まずはアミューズがやってきた！
お、オシャレ・・美味しい・・！
もうアミューズだけでお腹いっぱい胸いっぱい（はやい）
食べている横では料理人たちが機敏に、そして着々と料理を作っている。ここは厨房がオープンキッチンになっていて料理が出来上がっていくライブ感も楽しむことができるつくりになっているんだよね。
無駄のない動きで一品一品仕上げていく料理人たち。その様子を見ているだけでも楽しいし、出来上がっていく過程を間近で見られるってすごく贅沢でワクワクする！
「あれ、なんだろう？」
「へえー、そうやってトッピングするんだ。」
料理を待っている間も退屈させないってすごいなあ。ソースをフワッとのせるスプーンさばきをここで見てから、たまに家でもやってるんだけどやっぱりプロの技ってすごい！
ここからは頂いた料理をご紹介！
ナスのグリル
豚肉とじゃがいもの重ね焼き
今回はフルコースにワインペアリングを付けているので、１品ごとに合ったワインが提供される。
料理の説明とワインの説明、そしてなぜこの二つをマリアージュさせるのか・・という話がとても面白くて「美味しい」以上に「楽しい」食事。はー幸せ・・。
せっかくなので記念に一枚。
上の写真、おだやんの眼鏡がガラ悪いのはサングラス眼鏡だから。
直射日光にあたると自動的に色が変わってサングラスに、そして日影にいくと普通の眼鏡になるっていう代物なんだけど、中途半端な色になるとただのヤ〇ザ・・・。
さて、三品目はお魚料理。淡白な白身にソースが合う！下にはリゾットが隠れていてこれまた美味！
さっぱりしたフルーティーさ控えめのワインがすごく合う！
そして４品目のお肉料理はしっかりした味わい。
このお肉料理には渋めのワイン。
そのまま飲むには渋いけど、肉を食べたあとにワインを口にワインを運ぶと本当に合う！これは一種のマジックなのだろうか・・渋さが消えてまろやかさが出てくる不思議。
最後の５品目はデザート。
チョコレートのムースとなめらかなバニラアイス。シンプルだからこそ丁寧な味。冷たくて甘いデザートを少しアルコール度数の高いレイトハーベスト白ワインで流し込むとこれまた美味しい。
なんか美味しいしか言えないんだけど・・・美味しいから仕方ない。そして今回はペアリングフルコースということで、ただ食べるだけでなく色々と考えながら味わったら全然違った。
「なんでこの料理にはこのワインなんだろう？」
そう思って食べるだけで全然違うんだよね。その中で、「あ、そういうことか！」ってピンとくる瞬間があるのがペアリングの面白いところ。なかなか言葉でその瞬間を表現するのは難しいんだけど・・・。これはぜひ実体験してもらいたい。
とにもかくにも美味しくて楽しくて興味深い・・そんなフルコースペアリング。
これだけ楽しめてお値段は一人およそ975ランド（=7700円）。内訳としては５品コースが一人625ランド（=4900円）、コースペアリングのセットが一人350ランド（=2800円）。
チップも少し置いていったけど、これだけ楽しめてひとり7700円は破格なので、ステレンボッシュに行った際はフルコースペアリングもおススメです！ここ以外にもペアリングフルコースを提供してる店はあるみたいなので、いろいろ探してみて欲しい！
お会計を済ませた私たちは外のベンチで一休み。
お腹いっぱい、胸いっぱい、ほろ酔い・・・ふい〜。
帰り道は余韻を楽しもうということでしばらく歩いた。ふい〜。
幸せだー！ふい〜。
この地を支える人たち
帰り道、歩いているとずーっと先まで見渡せるワイン畑が視界に入ってくる。
そこで働くのは大体が黒人の方々。
美味しいワインが飲めるのはこういった人たちが手作業でブドウの手入れをしてくれているから。ワイン農園に限らず世界中のあらゆることに言えることだけど、現場の人がいて初めて美味しいものが出来るっていうのは常に忘れちゃだめだと再認識した。
ずーっと続くブドウ畑を眺めながらテクテク。
大通りに出たらヒッチハイクで中心街まで戻り、私たちのステレンボッシュワイナリー巡りは終わり。
「７か月のアフリカ縦断のご褒美に美味しいものを食べよう」と軽い気持ちでやってきたステレンボッシュだったけど、それ以上に素晴らしい体験をすることが出来た。この地でペアリングに出会ったおかげで人生が豊かになった！
南アフリカはサファリも出来るし、美味しいものもあるし、新婚旅行には本当におススメです！
はあー幸せなステレンボッシュ編おしまい！
続く！
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