ちょくです!
南アフリカ&ナミビア15日間のレンタカー旅に出発したおだやんとちょく。
『ブライデリバーキャニオン』で絶景を堪能したあとは、念願の『クルーガー国立公園』でサファリだ!
クルーガー国立公園へ
レンタカーを借りてクルーガー国立公園までやってきた私たち。
このクルーガー国立公園、なんと「四国がすっぽり入る大きさ」というからビックリ。徳島県、香川県、愛媛県、高知県・・・これら全部ひっくるめてサファリってすごくないですか!
しかもこの敷地内にガソリンスタンド、スーパー、レストラン、宿泊施設、キャンプ場・・・などなどの施設があり、国立公園内をキャンプして回りながらサファリを愉しむことが出来る。
そしてここ、「自家用車で回れるサファリ」としても有名。タンザニアやケニアのサファリは自家用車での入場が出来ないためドライバーとコックさんがつくツアーに参加したんだけど、ここはレンタカーで好きなところをぐるぐる回ることができる。
つまり『四国サイズのサファリパーク』ということですね。
どんだけー!
・・・
さあ、そんなクルーガー国立公園にさっそく入場しましょう。
入場料や国民と外国人で料金が異なり、外国人である私たちは1人/一日、372ランド(=2836円)。入場料金は24時間の金額で、私たちは2泊したので入場料は二日分支払いました。さらに宿泊料は一番安いキャンプスタイルで一人/一泊340ランド(=2592円)。
(料金はシーズンごとに変わったりもするので、最新情報は下のHPをチェック!)
クルーガー国立公園HP
これとは別に、事前に二日分の食料を事前にスーパーで調達しているけど、キャンプをしながらサファリが楽しめてこのお値段は、かなりお安いんじゃないでしょうか・・!
ちなみに公園内で宿泊する場合は入場料と一緒に宿泊料も一緒に支払い、さらに宿泊予定のキャンプ地も決める必要があります。「国立公園内に入ってから適当に寝床を決めよう~」なんてことは出来ないので注意!
しかも各施設にはしっかり定員があり、人気なシーズンではキャンプサイトも満室になっていることが多いのでこれまた注意が必要。私たちはそんなことも知らずに入場ゲートで申し込みしようとしたらほとんどのキャンプサイトが満室で、結局「今空きがあるのはここだけよ」というキャンプサイトに泊まりました。これから行く人、公式サイトでネット予約必須!!
人気なんだね、クルーガー国立公園!
クルーガーサファリDAY1!レンタカーでサファリだ!
支払いを済ませたら、国立公園内にイン!

自分で運転できるサファリと言うことで、おだやんもご満悦!

こんな道を進んで、動物を探していきます。

タンザニアのサファリのときは熟練のガイドがいたので「どんな動物がどういう場所に出るか」という情報があったんだけど、今回はおだやんとちょくの二人だけ。
動物に出会えるか出会えないかは、私たちにかかっている・・・!

タンザニア以上に外をガン見。出てこい動物の森!
ちなみに国立公園内にある休憩所では、このように動物の出没マップがある。

左の地図が昨日の出没スポット、そして右の地図が今日の出没スポット。

動物を目撃したら自由にマグネットを地図上におけるので、お客さん同士の目撃情報を共有できるようになっている。動物もそこまで遠くまで移動したりはしないので、この地図はかなり有益な情報源。
こういうマップを頼りにサファリスタート!
さっそくゾウー!


そして目の前を横断するシマウマ!

シマウマは群れで行動するので、一匹横断したら大体そのあとも数匹続く。

ドンドン出てくる、またもやゾウ!

自然体で良いなあ。


茂みの奥には、休むバッファローの群れ!

可愛いー!


川にはワニがいると聞いてきたけど、ここは収穫ナシ。

おっと、キリン!!


からのー、ハイエナ!




近くでみると可愛いなあ。

車を降りて撮ってるように見えますが超望遠で撮ってます。残念ながら安全上の理由から指定の場所以外で車を降りることは禁止されています。
それからも出てくる出てくる動物たち。


鳥もカラフルで可愛い。


またもや現れたゾウは、今度はかなりの至近距離!


ゾウはむしゃむしゃ食べてて一見大人しそうなんだけど、近くに子ゾウがいるときは注意が必要。というのもあまり近づくと親が威嚇をしてきて突進してくるらしい。威嚇だけならまだしも、車をペシャンコにされてしまうらしいので怖い・・。

私たちも一回「ブオン!」と言いながら威嚇されたことがあるので、ゾウに近づく機会があるときはご用心あれ。
道路沿いのバッファロー。

なんか、誰かに似てる気がするんだよな・・。

小鳥がつんつん。

そこそこー、いいね~。痒い所に手が届く~。

途中、ガソリンスタンドでガソリン補充。

よくよく考えると、ゾウやキリンを見ながらガソリン補充ができるってすごいよなあ。
この日はこんな感じでサファリを堪能。

早めに今日受付で予約したキャンプサイトに入り、キャンプ。

キャンプでの自炊は明るいうちにしないと色々と面倒だからね。これまでケニアやマラウイで散々キャンプ旅をしてきているからキャンプはもう慣れっこになってきた。
この日はここにテントを張って就寝!
クルーガーサファリDAY2!ライオンキングの世界
クルーガー国立公園内のキャンプ場で目を覚ましたおだやんとちょく。

静まり返った大地。なんだか神聖な雰囲気が漂っていて思わずつま先で歩いちゃう。

「早朝は動物に会いやすい」という情報をもとに、朝6時には出発。


早起きが得意ではないおだやんとちょくも、こういうイベントごとではシャキーン!と目覚めるから不思議。
そして果てしない地平線から見えた日の出は、息をのむ景色。


ライオンキングの世界が、まさに現実となって目の前に広がっていた。
太陽の合図に応じるように、動物たちが目を覚まして活動を始める。そんな様子を自分の目で見れる日がくるなんて。



ライオンキングをテレビで見ていた幼少期の自分に「その景色、大人になったらリアルに見れるよ」って伝えたらどんな顔をするだろう。

幻想的な景色に心を奪われていたら、道路を封鎖するハイエナ集団に出くわした。


ワザととうせんぼするように、ゆっくり道路をウロウロするハイエナたち。

「よう、ここ通りたいのかよ」

「通れるもんなら通ってみな」

映画のイメージからか憎たらしいような気がしていたけど、でも実物はとても可愛い。
朝からゾウさんのお尻も拝見できた。

そのままノソッと動いたと思ったら、道路を横断。



横断し終えたら、茂みの陰からこの視線。

くー、やっぱりゾウはカッコイイ。
大きい動物も良いけど、珍しい鳥に出会っても興奮する。

なんという鳥だろう。鳥博士、教えてください。

早朝のサファリドライブ、最高だなー。
日中も動物三昧!大物は見れるのか?
今日は良い天気でサファリ日和!

相変わらず、ゾウ、イノシシ、インパラ・・・と進むごとに動物に出くわす。



ゾウやインパラは遭遇率が高いので、二日目ともなると驚かなくなる。贅沢!

朝見た鳥に、またしても遭遇。

こいつ、木に止まっているときは気づかなかったんだけど、陸に降りるとなんだかとってもお茶目。

足が・・・短い!!(笑)

えっへん!って感じの表情と立ち姿がなんとも言えない。

二日目もいろんな動物が出てくる出てくる。



おやおや?この背中は・・?

これはカバだね!

カバはケニアでたくさん見たから、背中を見るだけで分かる。私も動物慣れしてきたぞ。




本当はここで紹介している何倍も写真があるんだけど、すべては載せきれないので厳選。


バオバブの木も雰囲気抜群!
車がー!トラブル発生
川を見下ろせるビュースポットがあったので、そこに立ち寄り。


川にはワニやカバがいるので、要チェック!
と、そこでトラブルが発生。

ぎゃ!パンクしてる!
こんなこともあろうかとパンクの修理方法を事前に調べておいたので、参考にしながらタイヤ交換。

ちなみに南アフリカ・ナミビアの車旅は必ず1回はパンクするので、タイヤ交換スキルは必須!

交換中もビュースポットに訪れた人々が「大丈夫かい?」「手伝うかい?」と声をかけてくれて嬉しかったな。動物好きはみんな優しい!(短絡的)
そんなこんなもありつつ、ひと仕事終えて川に目をやると・・・

おお?!

カバー!!

カバー!!!

からの・・・

ワニー!!!!
カバは見慣れているけど、サファリで野生のワニは初では?!これは嬉しい!
日中サファリ、遠めに見た大物さん
日中のサファリは何をするかと言うと、本日のテントサイトまでひたすら車を走らせながら動物を探します。


キリンのシマシマ。

キリンのご尊顔。

「おら、キリン様のお通りじゃ」

「どうも、ゾウです」

「水浴びしました」

「ドロドロ最高~」
「バッファロー集団です、どうも」

「きゃーひかれる~」

「みんなでいれば、怖くない」

「俺らも群れれば迫力が出るんだよね~」

「イエーイ、サークルぐるぐる~」

「2019年はオラの年」

「猪突猛進」

とにかく進み動物が現れたら観察し、また進みの繰り返し。
同じ動物ばかり出現すると途中からだれてしまうので(なんて贅沢だ!)、とにかく新しい動物を探すことをモットーに車を走らせていきます。
時折トイレ休憩もかねてレストエリアに止まるんだけど、併設されているスーパーがすごい。スーパーといってもコンビニサイズなんだけど、肉、野菜、色々取り揃えていて現地調達も可能。

そりゃもちろん、国立公園外のスーパーの方が安いけどね。
私たちは事前に調達しているからここではなにも買わなかったけど、面白い商品も発見。

『THE BIG 5』というソース!動物ごとに味が違う~こういうの面白いよね。
さて、休憩を終えてまたサファリ再開。
すると、待ちわびていた大物発見!!!!
でも、遠いーーー!!!!

分かりますか?これ、ライオン。
ちょっと遠いですね・・・クルーガーのサファリは基本的に決められた道路しか走れない。好き勝手草原の中に入れないから動物との距離が遠くなってしまいがち。自由な反面そういったデメリットもあるんだね。
ライオンに別れを告げて次に遭遇したのは、サル。

ライオンに食べられないのかな?

そんな心配もよそに毛づくろい。おだやんとちょくのようだ・・。
サファリ後半では、ホロホロ鳥も発見。

何とも言えないボディ・・・そしてこのホロホロ集団が走り出すとめちゃくちゃ面白い!

短い足でタッタッタッタッターと走る姿、可愛いぞ!
小高い丘から見るクルーガー国立公園
キャンプ場に入る前に、ちょっと小高い丘まで行って景色を堪能することに。


みんな日の入り待ちだったり、ここで夕飯を食べようとしていたり、様々。

控えめに言っても、ここからの景色は絶景だった。

果てしなく続く地平線を見ていると、すべての悩みがちっぽけに思えてくる。
「世界一周に行く!」と決めたときは、周りから「仕事は辞めるの?」「勿体ないよ」「お金どうするの?」「戻ってきたらどうするの?」って沢山心配された。だけどこの景色を見ていたら二人で世界一周に行って良かったなあと心の底から思える。
仕事は地球上にいくらでもある。お金は無くなったらまた稼げば良い。戻ってきてからのことは、戻ってきてから考えれば良い。
仕事よりも、お金もよりも、まだ見ぬ未来よりも、おだやんと過ごす一瞬一瞬の方が本当に貴重で大切なんだなあと、こういう絶景を見ているとしみじみ感じる。

そんなことに気づけたから世界一周は本当に行って良かったなあ。
アフリカの夕焼けとバーべーキュー!
パノラマビューを堪能し、「人間の悩みなんてちっぽけだぜ」という感情で心も体もいっぱいになったところで、帰路へ。

あまり真っ暗になると自炊が大変なので足早に・・・と思いきや、またもや絶景が。

おお、ライオンキング再来。
サファリにいると、朝日も夕日もライオンキングそのもの!もちろんライオンキングのテーマソングを車内に響かせながらキャンプ場へと向かいました。

夜ごはんは「豪快に!簡単に!」をモットーにバーべーキュー。
炭の近くにホイルで巻いた食材をドンドン投入。

本日はほくほくのじゃがいもが主食!

とうもろこし、インゲンの炒め物、ゆで卵、トマト、そして肉!

野菜をいっぱい食べたいときは、とにかくホイルに巻いて火の中にいれるべし。その間にフライパンでインゲンを炒めればすぐ一品できるし、トマトは切って塩をかければそのままガブリといただける。
「簡単だけど沢山野菜を食べたい」と思ってたどり着いたキャンプメニュー。
キャンプって肉!サラダ!って一辺倒になりがちだけど、蒸したり炒めたりすれば結構いろんな種類の野菜食べられるし、効率よく進められれば短時間でいろいろ作れるのでホイル活用するのおススメです。
本日のルート(国立公園内)
さてさて、大物を近くでは見れなかったけど、様々な動物が見れて満足したクルーガー国立公園!
明日はどこへ進む?!まだまだレンタカー旅続きます!
続く!
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