ついに7ヶ月のアフリカ縦断、終了!さようならアフリカ

「猫を飼い始めると生活が猫一色になる」

そう聞いて「そんな訳ないだろ」と思いつつ猫を飼い始めたところ、起きている間も夢の中も全てが猫一色になりました。どうも、おだやんです。

さて、アフリカを7ヶ月かけて縦断してたどり着いた南アフリカではレンタカー旅や人生を変えたワインペアリングで最高の経験をしたおだやんとちょく。いよいよ、お次の大陸・南米へと旅立つ時がやってきました。

アフリカよ、さようなら!

最悪で最高の大陸、アフリカよさらば

ステレンボッシュからケープラウンへ戻ってきてから、旅の写真のバックアップが入ったハードディスクやお土産、いらなくなった旅道具などを日本へ郵送した。

箱のサイズはお弁当二つ分ほどのミニマムサイズ。郵送代は船便(21日かかる)で190ランド(=1500円)ほど。ちなみに空輸(5日かかる)だと390ランド(=3100円)。

便利な世の中だなあ。

 

その翌日、いよいよケープタウンから南米アルゼンチンへ飛ぶ日がやってきた。アフリカもこれで最後か・・

ケープタウンで泊まっていたゲストハウス「Cat and Moose Backpackers」で出会った皆さんともお別れ。一番右の自転車で世界一周しているカネトモさんはこれからアフリカ、ヨーロッパと北上していくそう。頑張って!

タクシーで空港へ。ケープタウン市内から空港までは180ランド(=1400円)。

次の国へ移動する日が近づいてきたら、現金が残らないように計算しながら生活する。一年以上も旅を続けるとそのスキルも上達してきて、残りの南アフリカランドは3ランド(=23円)ほどに。

今回はとにかく安いフライトを選んだので、トルコ経由でアルゼンチン・ブエノスアイレスへ飛ぶ。南アフリカからアルゼンチンまでは片道7万円ほどで移動時間は全部で50時間くらい。

あっという間にイスタンブール行きの飛行機は離陸した。

「飛行機って楽チンだね。あんなに苦労して南下した大陸を数時間で飛び越えるんだから」

「ホントだよね。すごい大変だったよね」

 

アフリカ旅7ヶ月間の思い出

思い返すと、アフリカ旅での移動は「過酷」そのものだった。

エチオピアのバスは満員にならないと出発しなかったり、マラウイでは10人乗りのオンボロワゴンに26人詰め込まれて移動したり、モザンビークでは長距離バスの乗客たちと駐車場の地面で雑魚寝したりした。

マラウイの26人乗りハイエースバス

長距離バスはだいたい故障して立ち往生する

悪路はみんなで車を押さなきゃいけない

まさに「快適」とは正反対の「過酷」な大陸だった。

 

でも離れるとなるとすごい寂しい気持ちになる。

 

それは、「過酷さ」を乗り越えた人にしか見れない大自然や絶景に感動した大陸でもあったから。

最悪な環境を乗り越えたあとに味わう景色は、普通の景色の何倍も感動的だった。

 

それに過酷だったからこそ、人間として、夫婦として試され成長した大陸でもあった。

英語が通じなかったり、時には情報も無く手探りで進まないといけない時も。生活面ではマラリアや治安の悪さにビビりながら、時にはロクな食事や宿も無かったりもした。あまりの過酷さに、離婚に発展しそうなほどの大喧嘩をする時も。それでも試行錯誤し、挑戦し、戦い、適応し続けた。

マラリアが怖いので毎日寝る前に蚊をやっつける

言葉が通じないのでコンタクトレンズを買うため絵を描いた

夜ご飯がコーンフレークしかない時も・・・

おかげでアフリカ旅を終えた今、自分の中には「どんな状況やトラブルも打開できる冷静さと適応力、それに立ち向かうタフさや勇気」が自分の中に培われたと実感できた。それはちょくも同じみたい。

夫婦で力を合わせれば、もうなんだって出来る気がします。

 

それにアフリカ人はみんないい人ばかり。いつも最高の笑顔で夫婦の気持ちを明るくしてくれた!

「生きてるだけで丸儲け」そういう前向きな生き方を教えてもらった気がしました。

また絶対来たい、そう思えるほど本当に素晴らしい大陸、アフリカ。

ありがとう!そして、さようなら!

 

アフリカ編、終わり!

・・・

次回は南米編に突入する前に、アフリカの景色や体験をランキング形式でお伝えします!お楽しみに!

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