世界遺産の街ストーンタウンの魅力とは?オススメのグルメ情報も!

おだやんです!

アフリカの楽園、タンザニアのザンジバル島に滞在中のおだやんとちょく。島についてすぐにヌングイへ移動し、ムネンバ島でシュノーケリングをしたりおしゃれなバーから夕日を眺めたりと楽しみました!

さて、ヌングイからストーンタウンへと戻ってきた翌日、早速ストーンタウンを散策!様々な文化や宗教が入り混じる魅惑の街でした!後半にはグルメ情報も載せています!

魅惑の街・ストーンタウン

ヌングイから戻ってきてからは日本人がよく泊まるフラミンゴゲストハウスに泊まった。マリンディゲストハウスよりは高く、ひとり一律15ドルだけどその分wifiは速かった。

さて、朝から早速ストンタウン散策へ繰り出す!

ザンジバル島のストーンタウンはその街並みが世界遺産になっている歴史ある街。

ストーンタウンという狭いエリアには所狭しと家々が並んでいて、その隙間には路地が迷路のように張り巡らされている。

あまりに複雑な路地はこの街の魅力と言えるかもしれない。初めての人は必ずと言っていいほど迷うけど。

路地を歩いているとスカーフをかぶったイスラム教徒の女性とよくすれ違う。でも中身は黒人女性だからどこか不思議。

実はザンジバル島は人口の9割以上がイスラム教徒。

それは、ここがかつて香辛料貿易(奴隷貿易)においてヨーロッパ・中東・アフリカを繋ぐ重要な中継地点だったため。だから様々な人種や文化、宗教が入り混じる不思議な雰囲気が漂っている。

イスラム教徒だけでなくヒンドゥー教徒のおばちゃんも路地でインドスナックを売っている。

値段は忘れてしまったけど、インドと変わらぬ味のパコラは美味しかった。

さらにはキリスト教の教会もあった。

島でも一番高いんじゃないかと感じるくらい立派な教会。

あまり宗教に興味はなかったけど、中からお祈りの声が聞こえてきたので入ってみた。

広い教会にはたくさんの教徒が集まって神父さんの言葉に耳を傾けていた。

ステンドグラスも美しい!

ちょっと変わっているのは、女性たちの姿がアフリカンなこと。

みんなカラフルなアフリカンドレスをまとってゴスペルや賛美歌を歌っていた。

ミサの様子は動画でもどうぞ。

教会を出てさらに面白いことに気がついた。

キリスト教の教会の後ろにイスラム教のモスクの塔が見えた。

こんなに狭いエリアの中でいろんな教徒が密接に暮らしている場所は世界でも珍しいんじゃないかな。そうした宗教が入り乱れたこの街特有の雰囲気も魅力の一つなのかも。

異国情緒漂う不思議な雰囲気が好きな人はきっとストーンタウンが好きなはず。

魅惑のザンジバルドア

さて、宗教だけじゃなくこの街を世界遺産たらしめている建築もストーンタウンの魅力の一つ!

海側には要塞があったりこんなトンネルがあったりと街並みを見ているだけでもワクワクする。

そして何より魅力的なのはこの街の名物ザンジバルドア。

それは街の古い家に必ず付いている分厚くて味のある木製のドアのこと。

19世紀にオマーン帝国がこの島に王都を築いたことで多くのアラブ系移民がやってきた。その影響でこの島では職業や階級によってドアの装飾パターンや豪華さに違いを持たせるようになったそう。

中にはこんな重厚感のある立派なドアも。

きっと位の高い人が住んでたんだろうな。

かっこいいドアを探しながら歩いているとこの街の魅力をもう一つ見つけた。

それは・・・

猫が街に溢れていること!

しかもどの猫もかなり毛並みがいい。

イスラム教徒は猫を大切にするし、かつ港町で魚のおこぼれを沢山もらえるからかな。

ザンジバルドアの前でしっかり見張りをつとめる猫。

この猫はザンジバルで出会った猫の中でも一番美人だった。(危ない・・・また猫記事になりそうだった・・・)

ストーンタウンのおすすめグルメ

街を散策したあとはやっぱりグルメ。

正直言ってストーンタウンはご飯がめちゃくちゃ美味しいって訳じゃない。それでも頑張って美味しいグルメを探し歩きました!島で見つけた人気のグルメから穴場なグルメまで紹介したいと思います。※お店の場所は全て記事最後に載せています。

まずは観光客に絶大な人気を誇るレストラン「LUKMAAN」。

言葉が通じなくても指差しで注文できるし、なんと言っても安くて美味しい(正確には島の中の安い食堂の中では一番マシ)。

だいたいご飯とおかずで合わせて5000シリング(=250円)ほど。

お次は海に面したBamboo Cafe(正確な店名は不明だけどこの店がある場所を地図で見るとBamboo Cafeと書かれていました)。

ここが良いのは、安いカフェにしては珍しく海が一望できること!

海に浮かぶザンジバル特有のヨットも眺められます。

さらにザンジバルといえば夕日の名所。

日中もいいけどこのカフェからはこんな綺麗な綺麗な夕日が見えるので夕方もおすすめです。

 

他にはトリップドバイザーで人気のジェラート屋「Tamu Italian」。

ストーンタウンの海岸沿いの道を歩いていれば見つかります。

一瞬ここはアフリカであることを忘れるくらい美味しかった!値段は1カップ2500シリング(=125円)ほど。

 

さて、もう一つ忘れちゃいけないのがザンジバル名物の屋台!

海岸沿いの「フォロダニ公園」には毎晩屋台が並んでいて、外国人をはじめたくさんの観光客で溢れている。

観光客向けで高いけど、ザンジバル名物のザンジバルピザも食べられる。

1枚3500シリング(=180円)。最初は1枚4000シリングとかふっかけてくるので注意。見た目は微妙だけどそこそこ美味しい。

そして海鮮BBQも!

ただ見た目がカピカピで全然美味しそうに見えない!

この公園の屋台の海鮮はどこも回転が悪くて数日間使いまわしてるみたいで、これを食べてお腹を壊す人が続出しているとか。海鮮はちゃんとしたレストランで食べることをオススメします。

でも海鮮以外も面白い。

1店だけすごい行列(なぜか黒人だけ)ができてたこのお店。肉とポテトと豆が混ざったスープを売ってた。1杯3000シリング(=150円)

これがすごい不思議な味だった。不味くはなくて斬新。味は牛肉スープなんだけど豆がすごい主張してくる。アフリカの人にとっての美味しい!を知りたい人には是非試してほしい一品。

 

フォロダニ公園の屋台街はどこも値段が高くて観光客向けだけど、内陸側の大通りに行くと地元民だけの大きな屋外食堂が広がっていた。

ヌングイ行きのバスターミナルの向かいにあって、明かりが灯っているからすぐに分かる。

パッと見500人以上の人で賑わっていた。

外国人は皆無だからやたらジロジロ見られるけど、そこは陽気な感じで「ジャンボ(スワヒリ語のこんにちは)」と言っておけば問題なし。

ここでは海鮮は高いからか置いてない。でもチキンBBQ串なんかは安かった。

なんと1本500シリング(=25円)。普通にボリューム満点でジューシーでコスパ最強!

ここには定食(主食はごはん・チャパティ・ウガリから選んでおかずも2品付いてくる)もそこそこ美味しかったけど、おすすめはこのスープ!

牛の膝スープ&チキンスープ。

スープはどちらも2000シリング(=100円

長時間煮込まれててすごく美味しかった。久々にアフリカで美味しいと思える現地料理に出会ったからハマってしまって翌日も食べに行ったほど。正直衛生的にはどうかと思うけど、個人的にはザンジバルで一番美味しいと思った料理だった。

そして食後にはサトウキビジュースがおすすめ!

大中小で金額が違うんだけど一番小さいジョッキは1杯500シリング(=25円)と激安。

何軒か並んでるんだけど、このおじさんと仲良くなって通ってるとサトウキビを絞らせてくれた!

このローカルエリアは地元の人と絡めるのも魅力だったりする。

サトウキビジュースって普通だとアクが強かったり渋かったり雑味があったりしてそこまで美味しくないけど、ここのはレモンが強めに効いてて美味しい!1杯25円だからおかわりしてしまったほど。

迷路のような路地、様々な宗教や文化が入り混じる不思議な雰囲気、ザンジバルドアや猫、それに美味しいグルメと沢山の魅力を発見できた。

ザンジバル島、思った以上に楽しい場所かもしれない。

ストーンタウンのグルメMAP

LUKMAAN
Tamu Italian(ジェラート)
Bamboo Cafe
フォロダニ公園屋台
ローカル屋台
安宿フラミンゴゲストハウス

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