ちょくです!
さて、興坪で最高すぎる川下りを体験した、おだやんとちょく。
午後は自然の中を散策していたら『結婚島』なる島を発見!知らずに行って発見があるととても楽しい。
冒険はこうでなくっちゃね。
川下りの余韻に浸りながら、「鵜」とにらめっこ
終始ヤバイヤバイ!しか言えないくらい、本当にヤバかった興坪の川下り。
本当に素晴らしい絶景で、絶対にまた戻ってきたいと思う景色でした。
イカダを降りたあとは、夢見心地のまま陸をテクテク・・・

幸せいっぱいで、いつも以上に足取りが怪しい。後ろ姿がよろついててダサい。

そばには鵜飼いが魚を捕るのに使う網が。
近くで見ると結構やわらかい素材の網で、なんで絡まらずストンと干せているのか不思議。

網から川へ目を向けると、恐らく網の持ち主の鵜飼いのおじいさんが。
白くて長いお髭が似合いすぎです。

暑い興坪で、日陰に入って一休み中のおじいさん。帽子も本当に似合ってる!

鵜とにらめっこ。

初めて鵜を間近で見ました。
鵜って、中国では「ペリカン」を意味するらしい。
確かにずーっと見てると喉のあたりをぷくーっと膨らませてブルブル震えてるのがペリカンっぽい!
この喉の袋には毛細血管が集まっていて、膨らませて震わせることで外気に冷やされて体温を下げることができるらしい。
なんという便利な喉の持ち主・・・。
私も暑いときに体温下げる秘儀が欲しい。
川を後にし、田舎道をテクテク歩く
鵜をじーっと観察をしたあとは、少し歩いて散策してみることに。
せっかく渡し船でここまで来たんだから(といっても数分の渡し船)、ちょっと見ていかなきゃ。

川を背に、緑いっぱいの道を歩いていく。

道は一本道。興坪自体が良い感じの田舎で私たちが泊まっているエリアも人は少ないんだけど、この道に関しては誰も通らない。
正真正銘の、田舎道。家がたまにあるくらいで、すごく田舎に来たなあと感じさせられる。

しばらく歩くとやっと定食屋らしき看板が見えてきた。
おばあちゃんが外でポーッとしてて、少年が自転車で走り抜ける感じが堪らなく心地よい。
ところで、この日は暑くて汗だくだく。
さっきまでは川下りで爽やかな風を感じてたから気づかなかったけど、歩いているとあっつい!!!
と、ここでアイス大好きおだやんがとある看板を発見。

こ、この手書き感・・・!!
段ボールを・・セロテープで・・・!!
こんな素敵な看板見つけたら、食べるしかないですよね。

というわけで、アイスタイム!
私、アイスの後ろで汗かきすぎで、気持ちわる!
でもそれくらい、あっっつい!!
袋の中に2種類の小豆バーが入っていて美味しくいただきました。

歩いていると、横には畑(と思われる)が延々と続いています。
のどかだなあ~。時の流れがとってもゆっくり。
そしてしばらくあてもなく歩いていくと、ちょっと雰囲気が変わってきた。

わっ、見事な竹林。
よく見ると竹からなんか生えまくってるんだけど!ちょっとこわい!
タケノコもにょきにょき生えていて、おばちゃんがタケノコ狩りしていました。

歩いてると牛に遭遇したり。

川沿いに出るとカモ?アヒル?がたくさんいたり。幸せだ。
ビックリな島と、ジュラシックパークな世界
しばらく道なりに真っ直ぐ歩いて竹林を抜けると、何やら川の向こうに島。

川はそこまで深くなさそうだから歩いて渡れそう!

ということで、ジャブジャブ。

パッと見分からないけど、白く水しぶきが上がってる場所は結構流れが速いのでその手前を歩く。
思っていたよりも結構深かった(笑)

川を歩いている途中に見えた、川に写る山と太陽と雲!こういう景色が、小さな幸せ。
向こう側について森の中を進むと、何やら見えてきた。
ん?なんだあれ。

け、結婚島・・・!!!
どうやら私たちがやってきたところは「結婚島」というところらしい。
少しテーブルや椅子があったけど、もう今は使われていないのか埃や泥にまみれて時間の経過を感じる。
あと、少しだけ古い写真が貼ってある。新郎新婦のツーショット写真が何枚か。
ここで結婚式を行っていたのか、ウェディングフォトなのかは分からないけど、幸せそうな写真。
私たちも結婚式を今年の5月に挙げたばかりなので、二人でここに来れて良かったなあと思ったり。
あてもなく来てしまったけど、まさかの結婚島でビックリした。
こういう発見が、冒険っぽくて楽しい!
そして何よりも、ここから見える景色がまた絶景なんです。
人工物が一切なく、遠い昔にタイムスリップしたみたい。
整備されていない草ボーボーの道を進んでみます。

歩いている道の両脇には山がズドーン!と、迫力が半端ない。
山の間からいまにも恐竜が顔を覗かせて出てきそうな雰囲気で壮大すぎる。
太陽と、川と、山!

そう、まさに、これは・・・

ジュラシックパークの世界!!!

ジュラシックパークだ!ということで、二人でジュラシックパークのテーマ曲を聞いてみる。
実はジュラシックパークのテーマ曲は結婚式でも使用した曲で、思い入れのある曲。
壮大な曲と、壮大な景色と、まるでこの世界には今二人しかいないんじゃないかという空間をただ歩く。
人間ってちっぽけなんだなあと思っちゃう。
色んなことが起こっている世の中だけど、結局人間は自然に生かされているし、自然の前では無力なんだなあ。なんちゃって。

興坪のこの自然が、ずっと、ずーっと大切に守られますように。
陽朔のようにディスコの侵略がないように・・・と願いながらただ歩く。

数時間歩いたあと、夕方の渡し船に乗って宿へ戻る。
イカダ下りに、まさかの結婚島、そしてジュラシックパークの世界。
興坪の自然を全身に浴びて、最高の一日になりました。
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