トラは見れるか?!世界最大のマングローブの森ツアー(4/4)

ちょくです!

もう間もなくAbemaPrime第2回目の放送が始まりますYO!無料で携帯からも見られるので、是非ご覧ください。生中継です!1時間後にお会いしましょう^^

・・・

さて、1泊2日なのに内容盛りだくさんすぎるマングローブ探検ツアー。連載記事も気づけば4つ目!長っ!!でも、さすがにこれがラストです。

さぁ、果たしてトラには会えるのか?そして最後の最後でトラブル発生・・・!

トラは見れるか?!クルーズ、ラスト1時間!

世界最大のマングローブの森を堪能中のおだやんとちょく。

過去記事はこちら↓

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とにかく内容が盛りだくさん!

天然プールで泳いだり、釣りをしたり、マングローブ沿いを散歩したり、インドの伝統音楽に合わせてインドのダンスを踊ったり。どれもこれも楽しくて、気分は小学生の夏休み!

2日目は目玉のマングローブ探検。

朝から1日中船に乗って、マングローブで暮らす動物を探します。一番のお目当てはベンガルタイガーなんだけど、まだ巡り会えず。ガイドのジェイ曰く、トラは滅多に見れなくて会えたらラッキーなんだって。

あー、トラに会いたいなあ。

マングローブ探検も残り1時間。果たして会えるのか・・・?

タイムリミットが迫っている中、船は変わらず森を切り開くように人気のないマングローブを進んでいく。

陸を見ると、にょきにょき生えてる呼吸根。この自然の中で生き抜くために、特殊な進化を遂げてきた。

「根っこは下に生える」という常識を覆し、沼地からにょきっと頭を出してる根っこたちを見てると、生命力って凄いなぁって思うし、木も生きてるんだって実感する。

船からは動物の自然体の姿が垣間見れる。人工物が一切なくて、未開の地に迷い込んでしまった気にさえなる。草食系の動物は、たまにひょこっと現れる。

沼地を歩くシカ。

ズボォっていかないのかな。埋まったら大変だよね。横断するのを見守ったけど、無事向こう岸まで歩いてた。

こちらは木の枝に座るサル。

木から木へ軽々と飛び移っていてビビる。落ちたら沼なんだけど・・そもそも落ちないのか。

こんな感じで草食動物を観察しつつ、オレンジに黒ラインのあいつに会えないかソワソワ。

ワニ以降大型動物に巡り会えず(過去記事の3/4参照)暇を持て余していた、お兄ちゃん。

船長を押しのけて舵を切る!

大人は「何もしない」ってことを贅沢と言って楽しめるけど、子どもはそうはいかないよね。

草食系動物のほかに良く見るのは、鳥。

マングローブは、鳥の宝庫!カラフルな鳥がそこらじゅうに飛んでいる。

「すんごい鮮やかな色だね。カラフル!!」

「かわいいねえ〜。野鳥好きの人の気持ちがわかる気がする!」

おだやんとちょくが鳥に感動していた、まさに、

そのとき。

「OHHHHHH!!」

ガイドのジェイが腹のそこから野太い声を出した。

「FOOT PRINTS!!!」

こ、これは・・・!!

ベンガルタイガーの足跡を発見!

「これは、1〜2日前のやつだ。惜しかったなあ。でも、こんなに直近の足跡が見れるだけでもラッキだよ。普通はほとんど見えないもん」

まだ新しいトラの足跡。数日前、まさにここにトラがいた証。

「まだ近くにいるかも知れない」

な、なんと・・近くにいるかもだって?!

その言葉を聞いて、目ん玉が飛び出るくらいマングローブに張り付いてベンガルタイガーを探すメンバー。

網目上に伸びたマングローブの、このどこかに、確実にベンガルタイガーがいる!

そんな状況にドキドキワクワク興奮しながらタイムリミットギリギリまで粘る。

がしかし・・・

タイムリミットが来てしまい、クルーズは終了。

結局ベンガルタイガーには会えませんでした。でも野生のワニには会えたし、最後は足跡を発見できたし、何より、1日中船の上で優雅にマングローブ沿いクルーズは極上のひとときだったので良しとしよう。

きっとまた、いつか!

船を降りたら、このまま帰路へ直行。

村には相変わらずゆるやかな時間が流れている。かき集めた落ち葉に埋もれてムシャムシャする子ヤギ。見ているだけで癒されるスーパー動物だよヤギって。

帰り際、歩いていると夕日が見えた。

田んぼに反射して、キラキラしている。混沌とする都市部とは全然違う空気がここには流れている。インドじゃないみたいって何度もつぶやいた。

リキシャで、船着き場付近に到着。

野菜や果物、肉や日用品など様々なものを売っていて人で賑わってる。

ボートに乗る前に、ジェイがインドのおやつを買ってくれた。

チーズをシロップに漬け込んだおかし、 『ラスグッラ』。

チーズと言ってもスポンジのような食感で、た〜っぷりシロップが染み込んでいるので一口噛むとジュワワワ〜っと甘いシロップが口いっぱいに広がる。気をつけないとボタボタこぼれる。

そしてこれがとにかく甘い!!カッテージチーズのような味もするけど、それよりもシロップの甘さが際立つ。インドのおやつは、結構シロップ漬けが多くって基本激甘。

インド中心部に暮らすアビ曰く、コルカタはお菓子が美味しいことで有名なんだって。だからコルカタにきたらお菓子をたくさん買ったり食べたりするんだそう。

このラスグッラも、甘かったけどとっても美味しかった!

私たちがボタボタシロップを垂らしながらラスグッラを食べている横で、妹ちゃんはチョコアイス。

お母さんにおねだりして買ってもらっていました。子どもはチョコアイス好きだよね!

ちょうど夕暮れどきに、渡し船に乗船。

さようならマングローブ!ありがとうマングローブ!

そのあとは、車に乗ってコルカタを目指す。

このときの車内が凄まじかった!!

大音量で流れるインドPOPミュージック!!

それに負けない声量で大熱唱するインド勢!!

サビになると、両手をあげて叫ぶ!叫ぶ!やばい!インドやばい!!(笑)

インドの音楽、とにかくノリノリで楽しい!

ミュージックビデオもめちゃくちゃポップで楽しいし、ダンスも素敵!インドダンスハマる!

一番みんなで聴いてたのはコレ。インド人に曲名言うと全員知ってるくらい今有名な曲。

一度みてください!

インド音楽は他の楽曲も陽気な感じのが多くて、PVもおしゃれ。男女の掛け合いが必ずと言って良いほどあるんだけど、PVみているだけで面白い。

youtubeでindia music hitchartとかhit song 2017とか適当に検索すると人気楽曲が出てくるので色々見てみてください。ダンスもヒップホップとはちょっと違って独特で素敵なので、ダンスにも注目!

・・・

熱気に包まれる車内、ひたすら歌い座ったまま踊るインド人。

どこからそのパワーが出てくるんだろう・・。そして、いつまで続くんだろう(笑)

帰りの車は爆睡かな〜と思っていたけど、一切そんな気配にはなりませんでした。

車がガソリンスタンドに到着。

するとドライバーさんがボンネットをあけてガチャガチャしだした。

ガチャガチャ。

プシュー!

ガチャガチャ。ガチャガチャ。

どうやら、車が故障している模様。雲行きが怪しいぞ。

それでも、どうにかなったみたいで再出発。

でも、様子がおかしい。

 

プシュー!!

 

「おわっ!」

「熱い!熱い!」

「ちょちょちょっと!熱気噴出してる!!」

車内が謎の熱気に包まれて熱い。ちょっとこれはやばい。

爆発するんじゃないの?!ってレベルでやばい。爆発寸前の車から全員避難する。

修理に努めるも、どうやら車は動かなそう。

寿命が来てしまったのかな。よりによって今日このタイミングで。

「もうこいつはダメだ。リキシャで駅まで行って、そこから電車で帰るしかない。超ドローカル電車に乗ることになるんだけど、みんな大丈夫?ごめんね。」

上司らしき人とずっと電話でやりとりしていたジェイが出した最終判断は、この車を乗り捨ててみんなで電車で帰ること。もっと慌てても良いはずなのに、とっても冷静で的確に行動するジェイは本当に頼もしい。

いつもだったらテンパる私も、ジェイが頼もしくて全く不安にならない。まわりのみんなも同じで、ローカル電車どんとこい!って雰囲気。まさに、一致団結!

車を乗り捨てて、通過するリキシャを止めまくるジェイ。合計5台のリキシャで、最寄りの駅を目指します。

夜、真っ暗の中、ガッタガタのリキシャで、駅へ向かう。

女性陣、顔ヤバめ(笑)

駅に到着!

なんかこの状況が面白すぎて、みんなどんどん笑顔になっていく。トラブル万歳!

駅は現地の人しかいなくてドローカルな雰囲気。

外国人が珍しいのか、結構目線を感じる。ジェイから「荷物には気をつけて。スリがいるから。」と言われたので、みんなカバンに気を使いながらホームを歩く。

全員分の切符を買ってくれているジェイ。

不測の事態にも関わらず笑顔でいつもと変わらない彼は、凄いと思う。臨機応変能力ピカイチで羨ましいくらい。

駅を利用している人の他に、ホームで暮らしているらしき人もたくさん見かける。ボロボロの布を何枚を重ねて布団にしたり、そのまま横たわっていたり。

コルカタでも路上生活をしている人は見かけたけど、ここでも貧富の差を見せつけられた。

カメラをコソッと出すと、すぐに気づく子どもたち。

レンズを向けるとこの笑顔。みんな仲良し。

電車を待っている間、ジェイが果物とお菓子を大量に買ってきてくれた。

グアバやみかん、シロップ漬けのお菓子、インド風フリッターのパコラ。

グアバはナイフで切ってみんなに配ってくれる。これをね、とっても自然にやってくれる。ごめんねごめんねって萎縮するわけでもなく、かといってヘラヘラするわけでもなく、お腹空いてるよね!食べよ!って。

本当に気がきく&良いやつすぎる!!

各駅停車のローカル電車に揺られて、1時間ちかく、どんぶらこ。

その間も、ジェイは私たちが座っているエリアに変なインド人(物乞いやスリしそうな人)がこないように、ずっと通路に立ってガードしてくれている。

それでも途中、明らかに怪しいおっさんがイギリス人女性の隣にドカッと座ってきた。車内はガラガラなのに。ジェイがあっちいけよ的なことを言ってもふーんっとそっぽを向くおじさん。

すると、親子のお母さんがスクッと立ち上がりおじさんと少しだけ言葉を交わした。立ち上がるおじさん。スタスタと立ち去る。

「??どうやって追い払ったんですか?」

「私、警察なの!だから安心してね!!」

け、警察官・・・!!

お母さん、まさかの警察官でした。そりゃおじさん立ち退くはずだよ。

まさに最強軍団。

間もなくして、列車はコルカタに到着。Backpackersのスタッフが車で迎えにきてくれていたので、車で各々を送迎してくれた。宿には21時着予定だったけど結局23時着に。みんなヘトヘトだけど、爽やかに解散。

マングローブツアーは楽しかったし、最後は予期せぬトラブルもあって、なんだか1泊2日なのに1週間くらいに感じたくらいめちゃくちゃ濃いツアーでした。もちろん疲れ果てて、帰ったら爆睡でした(笑)

・・・

長かったマングローブツアー記事、これにて終了。

でもまだまだインド旅は続きます!

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2 件のコメント

  • ケンジ より:

    こんばんは。
    このツアーの記事でジェイさんの人の良さが伝わってきますね。
    インド行った時是非参加してみます。

    • backtothenature より:

      ケンジさん
      こんばんは!部屋や食事は結構質素で決して豪華なツアーではないのですが、ジェイの人柄のおかげでとってもワイルドでワクワクした二日間になりました。何より、トラブルがあってもずっと落ち着いてニコニコしながら先導してくれたのが一番良かったです!帰りは疲れましたが、思い出に残るツアーになりました^^ぜひ、参加してみてください!

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