おだやんです!感動しまくったダイビング講習2日目が終了し、近くの日本レストランへ行くことに。そこでまさかの前職が同じインストラクターに出会いました。
日本食屋「 Japanese Garden」
ダイビングって終わると程よく疲れる。小学校のプールの授業のあとみたいな心地の良い疲労感。そしてものすごいお腹が減る。
講習中、日本人の先生たちから「僕たちが毎晩通ってるレストランがブッダビューの宿舎の近くにあるから来なよ」と誘われていたので行ってみることに。

学校から500mくらい離れた場所に、タイ人が経営してる日本食レストラン「Japanese Garden」がありました。すでに楽しそうな声が聞こえてて、盛り上がってる様子。
インストラクターやインストラクターになるために修行してる生徒たち、そしてライセンスを取りに来た生徒たちがほぼ全員揃ってました。

ウエットスーツ脱いだ状態で会うとなんか編な感じ。当たり前だけど先生たちも普通の人間なんだと気づかされる。
そしてここのご飯、かなり美味しい。

メンチカツ定食、一皿130バーツ(=390円)
とにかくメンチカツがサクサク、ジューシーでうまい。ひとつが男性の握り拳くらいあるサイズ。

カツ丼、一皿130バーツ(=390円)
ダシの味がしっかりしてる。繊細な味じゃないけど、日本の田舎にある庶民食堂で出てくる定食みたいな味。タイで一食130バーツってかなり高額な食事だけど、めちゃくちゃボーリューミー。女子だと完食できないくらいの量だった。
もちろんハマってしまって、この日から毎晩通うことに。
元TVディレクター同士の出会い
そしてこの日、なんとも奇遇な出会いがあった。
まず知らない人に説明しておくと、僕の前職はテレビ局のディレクターだったんです。簡単に言うと番組を作る仕事で、企画・提案からロケや中継に行って・・ってもの。営業マン、銀行員みたいに世の中にたくさんある職業でもないから、これまで知り合った人の中では「俺も同じ仕事だよ!奇遇だね〜」なんて会話はまず生まれませんでした。
でも出会いました。それもブッダビューのインストラクターの中に!前職が同じってすごい。
お互い「え?マジで」みたいに固まるくらい嬉しい出来事でした。
それが泣く子も黙るこのお方。

泣く子も黙る、立城(たてき)さん。彼はなんと、ダイビングインストラクター界最高ランクのコースディレクターで、ダイビングインストラクターを育てる(教える)資格があるんです。
どのくらいすごいかというと、普段こんなTシャツ着られるくらいすごいんです。

「ジンベエ(ザメ)見たけりゃ俺についてこい」
最初船の上でこのTシャツを着た立城さんを見たときは、ダイバーのランクも名前も知らなかったので、内心こう思ってました。
「こんなTシャツ、よほどの超上級者ダイバーじゃないと着れないのに・・この怪しいオジさん大丈夫なのかな」と。
すいませんすいませんすいませんすいません。
実はこのスクールで一番ランクの高い人、チベット仏教で例えるとダライ・ラマみたいな最高位に位置するお方だったんですね。
それでいて元テレビディレクター。話を聞くと立城さんも仕事を辞めた後、世界の海をダイビングしながら世界一周をしたそう。いろんな共通点があって話が超盛り上がることに!自分はたったの4年間しかディレクターをしなかったけど、それでも楽しく前職の話ができて楽しい時間を過ごせました。
そしてこの立城さん、すごいのが自分が作った旅の映像をみただけで、自分が密かにモヤモヤ悩んでたこと(旅と映像、将来のこと)を一瞬で見抜いてきた。
「もっと楽しまなきゃ。せっかく世界一周してんだから」って。
他にもいろんなアドバイスをもらったおかげで、自分がかかえていた悩みや夫婦が抱えてたことがスッキリ。この後も立城さんにはいろいろお世話になって、時には深夜まで語り明かしてました。
立城さん、本当にありがとうございました!
幸せそうな人たち
それにしても、ここでインストラクターをしている人たちは本当に幸せそう。

本当にいろんな人がいて、世界一周の途中にダイビングにハマってそのままタオ島でインストラクターになった人、子育てしながら夫婦ともにインストラクターをしてる2人、ゲームのフリーライターしながらインストラクターを目指している人、ニュージーランドでワーホリ中なのにタイに着てインストラクターを目指してる人・・
みんなすごい自由。
好きなことを仕事にしてて、自分の人生を思いっきり楽しんでる。
彼らの口から出るのは、文句や批判じゃなくて、いつも楽しい話。
表情もリラックスしてて、穏やか。
・・・
日本で働いているとき、こんな楽しそうな集団なんてあんまり見なかった。みんなと飲んでると自分も含めて、文句や批判、会社がキツイなんてことしか口に出さない。そのくらい、周囲も自分もいろんなことを我慢して見えない何かと戦ってた。
でもこの店にいる人はみんな幸せそう。まず一緒に話してて楽しい。
日本でもみんながこのくらいの余裕と幸福度を持てれば、自殺する人なんて減るんじゃないかと内心思った。
・・
自分たち夫婦は世界一周をしていて、周囲からは「羨ましい!」って言われるんだけど、そんな我々にもいろんな悩み、プレッシャーがあって、完全に人生を楽しんでるかというとそうでもなかった。
でも彼らを見て改めて感じたのは
「人生もっと楽しまなきゃ」
ということ。
もっと貪欲に、人が経験したことのない究極の楽しい旅を目指します!
インストラクターの皆さん、いろんなことに気づかせてくれてありがとうございました!
・・
さて翌日はいよいよオープンウォーター3日目の最終日!
続く!
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