おだやんです!タイのタオ島にダイビングライセンスを取りにきたおだやんとちょく。いよいよオープンウォーター3日目・最終日!
海での最終実習
3日目の朝も7時集合。天気は曇り。
この日は午前中のみで、この日の実習が終われば18mまで潜れるオープンウォーターダイバーになれるという大事な日。
朝からボートで実習ポイントへ。この日は外洋といって少し沖に行った場所で、深い場所で40mくらいあるポイント。
こんな感じでまったりとポイントに向かう。
実習の前にどんな魚がいるかを先生が写真を見せながら説明してくれます。
いかにもパーリーピーポーなファッションのカナ先生。たぶんパーリーピーポーです。
こうやって事前に、見られる魚種の珍しさや生態の話を聞いてると、潜った時の楽しさが違う。
ポイントに着く前に装備を装着し始めて、すぐに水面へ。
飛び込む前は装備が重いんだけど、飛び込んでしまえば大丈夫。
飛び込んだら、まずBCD(ベスト)に空気を入れて浮力を確保する。BCDってのはタンクを背負うためのベスト、空気が入るライフジャケットを一緒にしたようなもの。
これから飛び込もうとするちょく。
そして水面に浮いたまま、マスク(ゴーグル)にツバを吐いて曇らないようにして軽くゆすいで装着。
この日はロープを使わずに自分の力だけで潜行していくことに。
右手は鼻にあてて耳抜き。左手はBCDベストの空気を抜くためにボタンを押しながら潜行していく。
そして態勢を横にして泳ぎ始める。
ダイビングが面白いのは、呼吸だけで浮いたり沈んだりをコントロールできるところ。もちろんBCD(ベスト)でも上下のコントロールはできるんだけど、それをしてしまうと急浮上になってしまい減圧症になってしまう。だから呼吸で深度をコントロールする。
吸うことを多めにすれば肺が膨らんで浮くし、吐くのを多めにすれば沈む。
これを覚えると一気に楽しくなる。
ダイビングに不安を抱いてたちょくでも、ご覧の通り!呼吸を覚えて魚のように泳ぎまくってました。
ちなみに水中での会話はすべて手によるハンドサインで行う
でも簡単で「OK」はおなじみのOKサイン。あとは「こっち(方向を示す)」「酸素が少ない」「あなたの予備酸素をください」「浮上する」「何かおかしい」「酸素残量はいくら?」などのサインがあったりする。
この日は、1・2日目に習ったことの総復習。浮上、静止、泳ぐ姿勢、機材の使い方を改めて確認していく。
1本目が終わって、岸近くの浅いポイントへ移動。
2本目は水中で魚鑑賞!
黄色いチョウチョウウオ。鶴のタンチョウみたいに一度つがいを形成すると一生共に過ごすそう。
そしてヒトヅラハリセンボン
目が大きくて表情があるように見える。でもビビり屋なので近づきすぎると逃げます。
水族館とかは興味なかったんだけど、水中を漂いながら魚を同じ目線で見ると全然違う。魚の観察が思った以上に楽しい!
カワイイ生き物とか好きな人は余計にハマるかも!
すべてが終わって浮上。
浮上するとき一気に水面に浮上すると急浮上になって減圧症の危険があるので、体内の窒素を排出させるために水深5mの場所で3分間安全停止というものをしなくてはいけない。
この掴まるものがない状態での水中停止も最初は難しかったけど、呼吸を一定にすると水中でピタッと停止できるようになるんです。
そして浮上。
ダイビングって本当にあっという間に終わる。
実は潜る水深によって潜っていられる時間が違っていて、深く潜ると酸素の消費量も多くなるので、深く潜れば潜るほど水中にいられる時間は短くなる。
10mだと1時間近く潜れるのに20mまで潜ると40分程度しか潜れない。最初の潜行と最後の安全停止を含めると、水深20mにいられるのはせいぜい20〜25分ほど。そして体内に蓄積される窒素の関係で基本的に1日4〜5本しか潜れない。
だから終わったあと必ずと言っていいほど「明日も潜りたい」ってなる。
この時も「早く明日も潜りたい!!ぬおおおおお!!!」って感じでした。
ダイビングが終わると、上級者初心者関係なくログブックというノートにその日の記録をつけることがお決まり。
どこでどの深度まで潜って、どんなことをしたかの記録(ログ)を付けていく。
こうしておけば、他の国でダイビングする際にダイビングショップで見せれば「僕はこんな国のこんな場所を潜ってきました」って証明にもなって、自分の力量を相手に伝えることができるんです。
さてこの日の2本の講習を終え、ついに!
僕たち生徒3人は「オープンウォーターダイバー」に!
最初は不安しかなかったけど、予想以上にダイビングにハマってしまったおだやん&ちょく。
当初は18mまでしか潜れないオープンウォーターのライセンスだけしか取る予定はなかったけど、ハマってしまって、この翌日からアドバンスオープンウォーター(40mまで潜れる)ライセンスを立て続けに取得することに!!
翌日、水深40mの世界が18mの世界とは全く違う、超神秘的な世界だと気がつくことに。
アドバンス編へ続く↓
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