サルタで見つけた!アルゼンチンで一番美味しいパリージャ屋さん

ちょくです!

このブログで紹介している食べ物やチケット等の値段はすべて当時つけていた家計簿を見ながら書いているんだけど、隙間に書いてある自分の一言日記が面白くて笑えるので一部紹介します。

「お昼ご飯失敗」

「SIMカード買ったけど動かず。くそー!」

「夜ごはんたのみ過ぎた。南米のごはんボリューム多すぎ!」

「あー肉うまい!」

「羊肉祭り」

「お散歩してアサード」

「トレッキング疲れた~夜は肉!」

あれ…。

ほとんどお肉のことしか書いてない自分。

っていうかお散歩してアサードって幸せかよ(笑)

当時は何の気なしに思うがままに書いていた家計簿だけど、こうやって後から見返すと本当に面白いし財産だなあ。

自分たちがどんな風に毎日を過ごしてきたか。

そんな日常の記録がこのボロボロの家計簿にはつまっているから、どんな高価なお土産よりも一番大事な宝物です。

・・・

さて、パラグアイからアルゼンチンはサルタに移動してきたおだやんとちょく!ちょびっとだけサルタを探検です!

サルタ街歩き・大聖堂編

パラグアイのアスンシオンからアルゼンチンのサルタまでやってきたおだやんとちょく。

実はサルタは目的があって来たわけではなく、最終目的地までの通過点。私たちの最終目的地はアルゼンチンのカファジャテという場所なんだけど、パラグアイからだとかなり遠いのでサルタで2泊ほど休養するというわけ。

ちなみにカファジャテでは何をするかというと「Work Away」というマッチングサイト経由で知り合ったアルゼンチン夫婦の元で3週間ホームステイさせてもらう予定。このWork Awayについては、数日後のブログで詳しくご紹介しますね!

さて、そんなわけでサルタで2日間ゆったりのんびり過ごすことに。

「っしゃーサルタ探検じゃー!」

と思ったら・・・

いきなりガムを踏んでしまった・・・

これ、誕生日プレゼントで買ってめちゃくちゃ気に入ってるのにー・・。ガビーン。

必死にこびりついたガムをとる私・・・

 

さてサルタの中心地、7月9日広場へ。

うおい、めっちゃキレイ・・!!

7月9日広場の由来はアルゼンチンの独立記念日にちなんでいるそう。そういえばブエノスアイレスにも同じ名前の通りがあったなあ。

サルタにはいくつか素敵な大聖堂があるみたいなので、私たちは2つ見に行ってみることに。一つ目ががこちら。

広場の真ん中にあるカテドラル(大聖堂)。

淡いピンク色の外観で可愛らしい。アルゼンチンをはじめ南米の町のほとんどが中心部に広場とカテドラルを持っていて、そこを拠点に街歩きすれば迷わない。どこの街に行っても広場とカテドラルがあるって凄いよね。

教会は無料で見学できるようだったので中へ。

わ・・・すご・・・!!

想像以上に豪華!

細かな装飾が本当に素敵。思わず目を奪われる。

この大聖堂、夜はライトアップされていてまた違う美しさ。

南米がここまでヨーロピアンな雰囲気とは思わなかったから少しビックリしつつ、その美しさにほれぼれ。

二つ目はサンフランシスコ教会。

こちらは広場から1ブロックの場所にあるので、セットで見れる立地。金・白・赤色の組み合わせがひときわ目立つ可愛らしい外観なんだけど、塔の高さは54mで実は南米で一番高い教会だそう。

特に教会巡りをしているわけではないけどまさか南米1高い教会にここで出会えるとは…。ここは中には入れなかったので外観だけ。それでも十分満喫!

サルタ街歩き・ランチ編

やっぱり私たちと言えば、食べること。

食べることが好きすぎてちょっと度が過ぎてしまうときもあるけど、それだけ熱中できて譲れないものがあるって良いよね。今回はサルタ滞在二日間で食べたものたちをご紹介!

まずは初日の昼間、目当てはなくぷらぷらと街歩きをしていると街の真ん中の公園の中でイベントをやっていた!

美味しそうなものはないか…と美味センサー(そんなセンサーあったのか)を働かせ公園内をウロウロ。

ピコーン!(センサー反応音)

美味しそうなもの発見!アルゼンチン定番のエンパナーダを作っているおばちゃん衆とひとだかり。これは美味しいでしょ、美味しいでしょー!ということで二つ購入。

エンパナーダはスペインやポルトガル発祥の料理。

エンパナーダとは生地の中に具を詰め餃子のように包み、それを油でカラッとあげたもの。定番はやっぱりカルネ(お肉)!お店によってこだわりの餡があり、今回食べたエンパナーダはトロっとしたひき肉系で美味!

あまりに美味しくてもう二つ追加(笑)4つで40ペソ(約117円)でした。

これで食のエンジンがウィーンとかかったおだやんとちょく。お次はお肉をジュージュー焼いているバーべーキューを発見。野菜と一緒にサンドイッチにして提供してたので1つ購入。

うんまいー。ケバブっぽいスパイス感が良い!こちらは1つ70ペソ(約206円)。

 

別の日のお昼は中心広場からほど近いこちらのパンチョス屋さん。

パンチョスとはいわゆる南米版ホットドッグのこと。トマトサルサなどのトッピングを乗せてガブリといただくアルゼンチン定番のファーストフード。街を歩いていたら老若男女問わずひと際沢山のお客さんがいたので食べてみることに。

サイズがいくつかあるので、今回私たちは大き目のスーパーパンチョスを一つ注文して二人で分けることにしました。

ここが人気の理由はフリートッピングの豊富さ!

玉ねぎとトマトのサラダ、ゆで卵、ピクルス、コーン、カリカリフレンチフライ、各種ソース…と盛りだくさん。自由に好きなだけ乗せられるから人気なわけも納得。

おだやんはカリカリフレンチフライ多め、ちょくはトマトと玉ねぎのサラダ多めでトッピング。

二人ともこれでもかと溢れんばかりにトッピング(笑)

そして肝心なお味の方は・・

お、美味しい!!!

たっぷり具一つ一つが美味しいし、たっぷりトッピングしたからボリュームも満点!思っていたよりも美味しくておだやんもちょくも大満足のランチとなりました。

サルタ散策・ディナー編

サルタで食べたディナーは2日間ともかなりボリューミー。このころの私たちは確実に胃が広がっていたと思う・・今では考えられないほどペロリと塊肉を食べてたもん。

まずサルタ初日は街角にあった良さげな食堂で夜ごはん。店内で元気なおばあちゃん6人くらいがお肉にがっついていたのがここにした決め手。メニューはシンプルで5~6種類、いわゆる定食屋という感じだね。

二人ともエンパナーダにハマっていたので、エンパナーダとお肉料理を頼んでシェアすることに。庶民的な食堂でワクワクしながら注文!

まず来たのがエンパナーダ12個(チキン6つ、ビーフ6つ)120ペソ(約353円)。

こちらは揚げではなく焼きのタイプなのね。ふっくら美味しそう!

そしてお肉料理はミラネーサナポリターナとサラダのセット140ペソ(約412円)。

ん?

ちょちょちょちょっと・・

ミラネーサでかくない?!!

ミラネーサはいわゆるカツレツのこと。お肉を薄ーく叩きのばしたものに細かいパン粉をつけて揚げたものが定番。今回はミラネーサナポリターナを注文したので、チーズとトマトのソースがめちゃくちゃ乗っている。

しかしどう考えても大きい・・一人用ではない・・。

お味はどちらもとっても美味しかった!んだけど食べきれなくてエンパナーダはお持ち帰り。おばあちゃんたちがペロリと平らげていたから、行けると思ったのにー。恐るべし南米おばチャンズ。

サルタで一番有名なパリージャレストラン

さて、ここが本題!

次の日の夜に訪れたのは、El Charruaというレストラン。

パリ―ジャが食べたい!と思って、サルタで美味しいパリージャ屋さんを探していきついたお店。レビューも人気度もサルタで一番!

私たちは一食一食をとても大切にしているので調べるときはめちゃくちゃ調べてお店を決めているんだけど、そのおかげであまり外れない。ここもめちゃくちゃおススメのお店。

席に着くとまずパンが山盛りに入ったカゴと付け合わせがやってきた。

もりもりのパンもさることながら、この左の、ふっくら煮たお豆のサルサソースがめっちゃくちゃ美味しい!!

思わずお替りをするレベル。本当に美味しい。

そしてお目当てのパリ―ジャが登場・・・!!!!!

相変わらずでかいな、おい!!!!

何度見てもこのパリ―ジャのビジュアルには驚きを隠せない。

ちなみに南米やヨーロッパのお肉料理に塊が多い理由、知ってますか?答えはフォークとナイフ文化だから。フォークとナイフを使う文化圏は結構塊肉率が高いんです。逆に日本を含むアジア圏はお箸を主に使うのでお箸でつかめるようなサイズに切って調理することが多いですよね。

焼肉を紐解くとそれが明確で、ヨーロッパがルーツの食文化は豪快に大きな塊肉をドーンと焼く一方で、日本や韓国では一口サイズに切り分けられたお肉のスライスをジュッと焼く。世界の料理は食べるときの道具から見ると面白いね。

さて、話は戻ってこちらのパリ―ジャ。

一見焼き過ぎて固そうなビジュアルなのに、ナイフを入れるとしっとりジューシーなお肉がこんにちは。

そしてお味は・・・

ふるふるふる・・・

震えるほどおいしい・・・・!!

 

これは南米に来て色々食べたパリ―ジャの中でナンバー1かもしれない!!

 

ふるふるふる・・・

美味しすぎて震えが止まらないおだやんちょく。

こんなに美味しいお肉に出会えて良かった!!!

美味しい美味しいーひーひー言いながらどでかい塊を間食!!!

食べ過ぎて撃沈(笑)

お肉食べ過ぎて辛いってどんだけ幸せなんだ。

しかもここで飲んだ赤ワインがめっちゃくちゃ美味しくて南米トップ5に入る美味しさで、あまりに美味しくて後日「ワインの銘柄を教えてください」って電話したくらい。でも全然普通のハウスワインらしく結局分からずじまい。もしこのお店に行く方がいらっしゃればぜひ1リットルの赤ワイン(というメニューでした)の詳細を聞いてみてください。

この日はアサード、チョリソー、サラダ、赤ワイン、パン&サービス料で合計750ペソ(約2200円)。これだけ食べて一人1100円っておかしすぎる。南米に移住したいっていう人の気持ちがちょこっと分かった夜でした。

 

さて、サルタで食い倒れ休養をしたあとは、ついに目的地のカファジャテへ!

続く!

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