おだやんです!
ウシュアイアから南米を北上中のおだやんとちょく。パイネ国立公園でトレッキングをしてトーレスデルパイネを見たもののあまり感動できませんでした。
さて、お次はパタゴニアの2つ目の名所!世界で3番目に大きな氷河のあるペリトモレノ氷河へを目指します。まずはその拠点となるエルカラファテへ!そこで絶品ラム肉アサードをいただきました!!!!!!!
プエルトナタレスからエルカラファテへ
パイネ国立公園でのトレッキングから帰ってきた翌日にすぐバス移動。休養を大事にするおだやんとちょくには珍しい。
理由はプエルトナタレスが長居したいと思えない場所だったから。終始どんよりとした気候で、街も閑散としてて面白みがない。全てが灰色なイメージで何もワクワクしなかった。
世界にはしっくりこない街もあるよね。
さて、気を取り直してアルゼンチンのエルカラファテに向けてバス移動!
プエルトナタレスからエルカラファテまでの国際バスは一人12000チリペソ(=2000円)。よし、安いぞ。
イミグレでは持ち物検査があった。
チリに入国する際は検疫検査がすごく厳しい。野菜や果物、卵ですら持ち込めない。知らなかったからバナナ没収された!!!!
バナナが・・・ちくしょう・・・
南米のバスではおやつが出るんだけどチリのバスはしょぼかった。アルゼンチンだとビールとかホットフードが出てきたのにな・・・
この変な味のジュースと激甘のお菓子がカバンの中にどんどん溜まっていく。しかも断っても無理やり渡してくる謎。
途中バスから壮大な景色が見えた。
パタゴニアでのバス移動で見える景色は本当に壮大。多分手付かずの感じがそう見えるんだろうな。
夕方にエルカラファテに到着!
バスターミナルは街から少し離れてて周囲には何もない。
2kmくらい歩いて街中の良さげなゲストハウスへ!泊まったのは「Las Carretas Hostel」。
宿代は1人1泊1200円。物価の高いこの街にしてはかなり休めだった。
地図で言うとここ。
安い割にはちゃんとしてて、宿泊客も少ないし綺麗だし良かった!
キッチンの調理器具は残念な感じだったけど、いろんな国の人と一緒にご飯食べれたりして楽しい宿だった!
エルカラファテ散策
翌日早速エルカラファテ散策!
チリのプエルトナタレスと違って、観光地っぽい感じとアットホームな感じが入り混じった居心地の良さそうな街!
氷河の街だけに氷の世界でお酒が飲める極地バーと言うのもあった。
もう一つこの街で有名なのは羊!
いたるところの看板に羊が!
お土産やにいくと羊の毛皮が売っている!
これがめっちゃふわふわで、しかもそんなに高くない!確か4000円くらいだった気がする!しかも全然獣臭くない。本当に買おうか迷ったほど。
街の郊外の公園に散歩へ!
それにしてもパタゴニアは本当に風が強い。ここの木はどれも曲がってる!
歩くときも台風並みでまっすぐ歩けない!
体を風上に押し倒してちょうど良い感じ!
公園のブランコも風で勝手に激しくぶつかり合って危険!
公園でシーソーをしてみたらなぜか着地に失敗してお尻を強打して泣いてしまったちょく。
もうすぐ30歳になろうというのに情けない・・・
テントを買う
その後、これからヒッチハイクをしたり次のトレッキング地でも使うためにテントを購入!
まともなテントが売ってたのは郊外にある大型スーパー「La Anonima」。二人用テントが2500円で変えました!
テントを買った大型スーパー
よし、これでヒッチハイクもトレッキングも思う存分できるぞ!!
自分たちでアサードに挑戦
この街はスーパーがたくさんあったので、自分たちでお肉を買ってアサードパーティをすることに!!!
街の中心部のスーパーにはいい感じのお肉はなく・・・
探して見つけた、いいお肉が安く買えるスーパーがこちら!
スーパーの場所。
こんなにたくさん!
美味しいアルゼンチン名物チョリソーもたくさん!
900g分のアサードがなんと760円!安い!!!
この大きなお肉をオーブンに乗せて超弱火で2時間ほど焼きます。
最後の1時間で野菜とチョリソーも乗せ、10分に一度肉を切って焼き具合や火加減を調整・・・
2時間ちょっとでいい感じに!
2時間もオーブンに入れるなんて最初聞いたときは信じられなかったけど、こうやって実際にやってみるもんだなあ。まさに低温調理!
もうプルプル!!
一口食べると・・・
うまい!!!!
もちろんお店ほどじゃないけど、すごい柔らかいしお店のレベルに近い!
美味しすぎて狂喜乱舞!!
このレベルのステーキが自分たちで手軽にできるのは、やっぱり肉質がいいから。アルゼンチン最高だ!!
こちらはそんな最高な肉質のアルゼンチン牛で作ったちょくのお手製ハンバーグ。
学生時代の5年間、湘南のカフェバーでキッチンに立ってたちょくは料理がかなり上手い。特に洋食の腕はピカイチでその中でもハンバーグは絶品。ソースも毎回手作りなんだけど、そもそもよく材料の揃わない海外でソースを一から作り出せるよな〜と感心!
アルゼンチン牛の肉質もあいまって、最高のハンバーグでした!!!
エルカラファテ名物!羊のアサード
さて、ようやく本題です。
このパタゴニア地方は羊料理が有名なんですが、中でも絶品と噂に聞いていたのが羊のアサード!
アサードというのは牛肉の部位をさす言葉が由来で、そこからステーキやBBQ自体もアサードと呼ぶようになった。(アサードのことをまだ知らない人はこちらの記事をどうぞ→世界一ステーキが美味しい国アルゼンチンの老舗ステーキ店へ)
そんな中、この街にも有名な羊アサードが食べられる有名店があると聞き行ってみました!
カラファテ中心街のど真ん中にある「Mi Viejo」というお店。「ミ・ヴィエホ」と発音します。
地図でいうとここ。
店頭から遠火でじっくり焼かれてる羊の姿!
なんか薄っぺらくて美味しそうには見えませんが・・・どうなんでしょう・・・
店内は超満員!
ここ、カラファテでもトップレベルに評価の高いお店なんです。
ワインと羊のアサード、そしてチョリソーを注文!
ワインはボトルで250ペソ(=1600円)。
そしてこちらが羊のアサード!270ペソ(=1750円)。一口食べると・・
なにこれ超美味しい。ものすごいジューシー。アサードって毎回見た目がパサついて見えるんだけど、超ホックホクで柔らかい!!なんか甘くて美味しい脂を含んだマシュマロを食べてる感じ。
薄い部分はカリカリになってて美味しいし、何と言っても羊の味が良い!臭くないけど、程よく羊な感じ。赤ワイン(マルベック)がめっちゃ合う。
なんでアルゼンチンのお肉ってこんなに美味しいんだろう・・・・
やっぱりこういう感じで育ってるから??やっぱりびのびとした環境で育った方が健康的で美味しいのかも!
今回食べた羊アサードは、南米で一番美味しかったサルタのアサードを超えたかもしれない・・・ペリトモレノ氷河に行く際は是非行ってみてください!
パタゴニアに来て、ウシュアイアやチリのプエルトナタレスは面白くなくてあんまり好きになれなかった。だからパタゴニア微妙かもなんて思い始めてたから、エルカラファテの街が過ごしやすくて(お肉が美味しくて)本当に嬉しかった。
この旅で初めて「ここなら住める」って思ったそんな街でした。
・・・
ちょっと最近このブログ、冒険感が足りない気がしています・・・
しかし!!ご安心を!!次回からちょっと色々冒険な感じになって行きますから・・笑
さて、お次はパタゴニアの名所ペリトモレノ氷河を見に行きます!ヒッチハイクで。
お楽しみに!
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