ヒッチハイクは失敗したらこうなる!チャルテンでトレッキング準備

おだやんです!

南極クルーズを終えてウシュアイアから南米を北上中のおだやんとちょく!前回は夫婦初めての長距離ヒッチハイクで世界で3番目に大きなペリトモレノ氷河を見に行きました!

さて、今回はパタゴニア最後の見所フィッツロイトレッキングの拠点、エルチャルテンへと移動します。ヒッチハイクで。それが困ったことになってしまうんです・・・

エルチャルテンヘ

前回、ペリトモレノ氷河へ行った時、行きだけではありますがヒッチハイクが成功しました。

そこせいで「この調子なら南米はこの後全部ヒッチハイクで北上できるのでは?!」と調子づいてしまった我々は、次なる場所エルチャルテンへもヒッチハイクで行くことに!

ここからエルチャルテンまでは210kmほど。念の為、非常食とテントも買いました!

早速朝から中心部の外れのロータリーでヒッチハイク開始!

今回は行き先を書いたダンボールを用意!

これでマッチング成功率も上がるはず!

よし!笑顔で頑張るぞ!

 

と思ったんだけど、風が強すぎて目を開けていられない・・・笑

全然笑顔どころじゃないんですけど・・・変顔すぎて車が止まってくれないレベル・・・

それでもたくさん着込んで頑張ります。昼近くになって後部に競合が出現!

しかも後部にいる他のヒッチハイカーが先に車を止める始末!

実はヒッチハイクって乗せてくれる車がスピードを落とす場所、そしてかつ止まりやすい場所でやらないと成功しにくい。

それでも1時間頑張ってたら一台が止まってくれた。

「街の終わりまでだけど良い?」

思わず了承してしまう。

でもこれが失敗の原因だった!

街の外れのゲートまで送ってもらった。そしてそのゲート付近で2時間粘ったけど誰も止まってくれない。

あまりに止まってくれないから、そこから1kmほど目的地側へ歩いてみたけどもっと何もない場所に来てしまった・・・・

この辺までくると車は猛スピードで走ってて誰も止まってくれない・・・

しかもかなりの強風で立ってるだけでかなり体力を奪われる。どうしてこうなった!

やっぱり目的地に行くって人を見つけない限り乗っては行けないんだとここで気が付いた。

宿を出てから6時間。しまいには疲れて道端で寝込んでしまうちょく・・・・たった6時間でここまで疲れるのはパタゴニアの強風のせいだった。

ちょくは熱でもあるみたいにすごいぼーっとした感じ。これはピンチだ・・・

ヒッチハイクって失敗したら本当に危険だ・・・!!

 

とりあえず街の入り口のゲートまで戻らないと何も始まらない。ちょくの荷物を半分持って来た道を戻った。

その後、ちょくがあまりに辛そうなので街へ戻る車を見つけバスターミナルへ。

ヒッチハイク、断念。

今回はなぜかあっさり敗北してしまった。いつもだったらここから野宿&サバイバルなんだろうけど・・・さすがにここまで疲れてるちょくを放っては置けない。最近夫婦のワイルドさが半減してるな・・・

実は学生時代、おだやんとちょくの初お泊まりデートは雪の降る北岳テント泊(日本で2番目に高い山)、初の海外旅行は台湾で新聞紙を敷いて野宿と結構破茶滅茶でした。でもちょくはおだやんが初彼氏だったので「世間ではみんなデートでテント泊してのかな?楽しいなフフフ」なんて思ってたそうです。

そんなたくましいちょくもパタゴニアの強風には敵いませんでした。

 

さて、バスターミナルについたのは16時頃。

結局エルチャルテンへはバスで行くことに。なんかすごい苦労した割には何も得られなかった午前中だったなあ。。。

エルチャルテンへは一人420ペソ(=2,700円)、4時間の距離だった。

ヒッチハイクってこんなに難しかったっけなあ・・・俺は学生時代アラスカでもタイでもかなりの距離ヒッチハイクしたし、実家の福岡から東京へ戻るときもヒッチハイクしてたから、今回の失敗は本当に悔しかった。

うまくいかないなあ。

チャルテンの街に近づくと、次のお目当の山・フィッツロイが見えた。

くよくよしててもしょうがない!切り替えていかなきゃ!

エルチャルテンの宿

エルチャルテンへは夜の21時すぎに到着。とりあえずバスターミナル近くの適当な宿に入った。

泊まったのはこの宿。

ドミトリー1泊1,500円。

人が多くて騒がしい感じであんまり好きになれなかった。

翌日別の宿へ移動!

見つけたこの宿が良かった。

「Hostel Glaciar Marconi」

地図で言うといここ。

1人1泊1,300円と安めだし、こじんまりしてて居心地が良い!

居心地良いから思わず長居してしまった。

もう一軒、良い宿を見つけました(泊まりませんでしたが・・・)

街の一番奥、トレッキング開始地点に一番近い「Hostel Las Cuatro Estaciones」。日本人もよく泊まる宿だそうです。中を見ましたがキッチンの感じは泊まった「Hostel Glaciar Marconi」の方が良かったです。

トレッキングの街チャルテンを散策

このエルチャルテンはトレッキングの拠点になっているので世界中からトレッカーが集まる街。

お目当は街からも見えるの山!

アウトドアブランドのpatagoniaのロゴのモデルにもなったフィッツロイ!

チリのトーレスデルパイネやエベレストと違って、拠点の街から目的の山が見えるのって目標が明確に見えて気分が良い!目標の山がどこにあるか分からず進むトレッキングって正直疲れるよね・・・・

二人ともすぐにこの街が大好きになった!

ちょくは下の名前が李花っていうんだけど、同じ名前のパン屋さんを発見!

なぜか気に入って連日通うようになりました!

この街も他のアルゼンチンの街と同様午後はシエスタで閉まります。

でもこの一番大きなスーパーはシエスタがなかった。

このスーパーは品揃えが一番良かった!

食材を色々買い込んだ!

上の写真の一番左の緑の野菜・ザパジートは本当にお気に入り!きゅうりとズッキーニの合いの子みたいな野菜で焼いても煮ても生でも美味しい!

南米に行った際には是非食べて見てください!

トレッキングの準備

続いてトレッキングの準備を始める!

まずはバスターミナルから伸びる目抜き通りにあるアウトドアショップでアウトドア用品をレンタル!他にもレンタルできるお店を回りましたが、この「Patagonia Hikes」は一番品揃えが多くて安かったです。

寝袋からテント、鍋といろんなものが一日単位でレンタルできるんです!

1日あたりのレンタル料は、登山靴800円、二人用テント2300円、寝袋&マット800円といった感じ。

テントは少し高めだからエルカラファテで2500円で買っておいて良かった!我々はマット、ガスバーナー、鍋セットを借りました。

あとは行動食や食材調達!

この中心部にあるトレッキング用品店がとってもおすすめ!

水筒とかカップ、ナイフも置いてあって、小物はなんでも置いてます!

ちょっと前に空港でナイフを没収されてしまってたので新しくナイフを購入!

そして嬉しいのがこちら!

トレッキングの食料コーナー!

おやつだけじゃなくて、オリーブオイルとか塩などの調味料までいろんなものが小分けで売ってるんです!

これは小分けの調味料は、トレッキングだけじゃなくて今後の旅にも使えそう!

まるちゃんラーメンまで!

色々と買いました!

これで準備は万端だ!!!!

ミニハイキングで練習

翌日、予行練習もかねて近くの滝までミニハイキング!

街から1時間ちょっとでいける滝!

たくさんの家族連れで賑わってました!

夜はやっぱりお肉!

しょう油とニンニクでステーキ丼。

ああああ!アルゼンチンの肉は美味しすぎる!!もうこの肉のせいで最近旅とかどうでもよくなってきてる!!!助けて!

お肉でヒッチハイク失敗の疲れを癒して、準備を整えました!

・・・

さて、次回からはいよいよ3泊4日のフィッツロイトレッキングが始まります!この南米旅でもTOP3に入るほどの絶景が出てきますよ!続く!

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