アルバミンチからコンソへのバス移動とバカにされるアジア人

おだやんです

ジャングルを探検してヘンテコな生き物たちを見たり、秘密の泉40スプリングで泳いだりとアルバミンチを満喫したおだやんとちょく。

この日はこれからアルバミンチからさらに南の街コンソへ移動します!

アルバミンチからコンソ

コンソまではすぐ着くので、朝はゆっくりして9時すぎに宿を出た。

大き荷物を背負って歩いてると数台のトゥクトゥクがストーキングしてきてウザい。

「バス停はすぐだから乗らない!」

というと今度は高めの鼻声でからかってきた。

「チャイナチャイナ!ニーハオ〜!チンチャンチョーン!」

チンチャンチョーンっていうのは中国人(アジア人)をバカにする言葉で、特に意味は無い。アフリカではしょっちゅう言われる。

ほとんどの場合は一言で終わるからムカつきはしないけど、このドライバーはバスターミナルまで我々の後をつけ回しながらずっとからかってくる。

アフリカに限ったことじゃないけど、バカにしてきた相手に反応したら負け。反応しちゃいけない。

でもウザい。

どうしよ…

 

よし!

立ち止まって不気味な無表情で見つめる攻撃!

 

 

(΄◉◞౪◟◉`)

こんな顔で見つめてるとしばらくしてドライバーは去って行った。大勝利!

さて、バスに乗る前に道端の靴修理屋でちょくの破れた靴を縫ってもらう。

1足30ブル(=150円)。

日本だったら「破れたら新しい靴を買えばいい」が普通だけど、縫えば普通に使えるんだよね。

このお兄さんは手先が器用ですぐに縫い終わった。

ここが面倒エチオピア

バスターミナルでは簡単にコンソ行きのバスが見つかった

大きな荷物は屋上に載せるんだけど、これまたチップがめんどくさい。

エチオピアのバスターミナルにはバス会社のスタッフとは別に、荷物をバスの屋根に載せる人がいて荷物を載せてもらうと荷揚げ代される。現地の人は払ったり払わなかったり。ちなみに自分で載せると言うと大体の場合揉め事になるからその選択肢はない。我々としては屋根に載せてくれるのだからチップを払うのは構わない。

でも問題は毎回ふっかけてくること!

バスの荷揚げ代はどんなに高くても5ブル(=25円)なんだけど、バックパッカーには10ブルとか20ブルとかふっかけてくる。路上のコーヒーが3ブル(=15円)なのに、屋根に荷物載せる10秒足らずの作業が20ブル(=100円)もするワケねーだろ!

毎回この交渉が本当に面倒。

でもここはアフリカ。外国人と現地人は平等じゃない。50円、100円のためにいちいち言い争ってるとイライラは募っていくばかり。

仕方ない。そのくらいの余裕がないと気持ちよく旅は出来ない。

 

なんて思える大人に早くなりたい。100円は大事だバカ野郎!

バスはひたすらオフロードを走っていく。

でも滑らかなオフロードで激しい揺れはほとんどなく、オフロード感は無かった。

3時間ちょっとでコンソに到着。

バスを降りる際バスの料金徴収係からお釣りをもらわなきゃいけなかったんだけど、お釣りをもらう前にバスが発車した。そして窓から徴収係が一言。

「お釣り(=50円程度)は荷物チップとしてもらっておくぜぇ〜〜〜!!!」

しかもルパン三世みたいな言い方と表情でかなりムカついた。

うざい。うざいうざいうざい。

銭形警部の気持ちが初めて分かった。

 

日本だったら別に100円とかどうでもいいんたけど、バックパッカーしてると何故か50円損したくらいで悔しさを感じる。

悔しい!!

コンソで泊まる宿は黄色い門が目印のKonso Edget Hotel

1部屋1泊150ブル(=750円)

かなり狭い暗い部屋だけど許容範囲。南京虫はいなかった。

この宿はツアーのドライバーや長距離運転手がたくさん泊まってた。

それもそのはず、コンソはエチオピア南部民族ツアーで最後に立ち寄る村。アフリカ縦断中に民族ツアーに参加する旅人はほとんどがここで降ろしてもらってあとは自力でケニアに抜けるパターンが多いみたい。

宿にレストランがあったのでインジェラを注文。もうインジェラ以外信用できない。

まあ普通に食べれるかな…って感じの味。

移動の疲れ、お釣りをもらえなかったイライラ、そして好きなものも食べられないストレス・・・いろんなものが溜まってちょくは荒れていた。

5秒に1回くらいキングコブラのように「シャーッ!」って怒り散らかしてた。

しずまりたまえ・・しずまりたまえ・・

 

バス情報とマラリア治療薬

昼ごはんのあとは、翌日出発するモヤレ(ケニアとの国境の街)行きバスの情報を聞きにバス停へ。

途中薬局を見つけたので、マラリア治療薬が売ってるか入ってみたら…

マラリア治療薬のコアルテムを発見!!1箱(治療1回分24錠)で70ブル(=350円)

これはマラリアの疑いが出たら数時間おきに飲むもので、病院が近くになかったり行くまでに時間がかかったりする時のために欲しかった。

それに現地人やアフリカに住んでいる外国人(日本人含む)でマラリア予防薬を服用している人はほとんどおらず、むしろマラリアにかかってからどう対処するかが重要だそう。(ちなみに我々もここまで予防薬は持ってるけど服用しておらず)

だから予防薬よりも重要な治療薬が手に入って良かった!これで最悪マラリアにかかっても少しは安心できる!

・・・・

その後は翌日のバス情報を調べにコンソのバス停へ。

翌日のモヤレ直行バスの時間を聞くと、朝5時発でモヤレには8時間で到着、値段はひとり130ブル(=650円)だと教えてくれた。

エチオピアでは夜間のバス運行が禁止されているから、長距離バスはとにかく朝早い。早起きは辛いなぁ。

帰り道に明日のオヤツを買う。

炒った豆のスナック、1袋1ブル(=5円)。

結構美味しかった。

村にはこんなトラックも!

車体には日本語!

日本の中古車がこんな秘境で活躍していたとは…

・・・

宿に戻るとレストランのスタッフが夜の営業に備えて薪を集めていた。

そ、そこから始めるの?!笑

毎回大変だろうなぁ。

 

ご飯の時間までヤギと戯れてると…

現地の青年集団が声をかけてきた。

「写真撮ってくれよ!へへへ」

すごくヘラヘラヘラヘラしててなんだか面白い。

写真を撮ってあげるとこんな事を言ってきた。

「俺たちさぁ、良い事知ってるんだぜ!そこにヤギいるじゃん?」

「こいつ、マジで気持ち良いんだぜ!」

「気持ちいい??」

「俺なんか初体験はこいつだったからな!ハハハ」

え。

初体験がヤギて….

さっきまで2人で可愛いねなんて言って撫でてたこのヤギがこの青年の初体験相手だと…?!

そもそも人間じゃないから初体験と言っていいかは分からないけど…こういうのって映画の中のジョークだけだと思ってたけど、実際にあるのか…

もうエチオピアではいろんな事に衝撃を受けすぎて、ちょっとやちょっとの事では驚かなくたった。

お次はいよいよ、2泊3日かけてケニアへ国境越え!!

コメントを閉じる

2 件のコメント

  • 渡邊翔 より:

    ブエノスアイレスの宿で同じだった翔です。最後挨拶できなくてすみません。ブログ楽しみに、読ませていただいてます!これからの旅も良い旅になりますように!Facebookなど交換しておきたかったです、、、また、出会えたら嬉しいです!お元気で!また、いつか!

    • backtothenature より:

      翔くんへ

      わざわざコメントありがとう!
      こちらも連絡先を交換しておけばと後悔しております!
      ブログのFacebookページにいいねしてくれたら、誰がいいね押してくれたか分かるから友達申請できるよ〜!もしくはブログのContactページから連絡してくれるとGmailでfacebbokのマイページ情報を送り返すこともできます!
      よければ是非!

      おだやんより

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA