鳥の楽園Ziway湖で巨大な○○に恐怖する!

おだやんです!

エチオピアの首都アディスアベバから鳥の楽園と言われる南の街ズワイにやって来たおだやんとちょく。

さっそく鳥の楽園と言われるワケを探しに散策へ!でも楽園どころか恐怖の連続でした!

恐怖!巨大な○○に遭遇

宿にチェックインして、さっそくズワイ(Ziway)を散策!

ズワイの街の中心には大きな国道が通っていて車やトラックが引っ切りなしに走ってる。

街や人よりも自然が好きな我々は、うるさい大通りを離れとりあえずズワイ湖の湖畔を目指すことにした。

湖へと続く道にはロバが引く馬車が頻繁に行き来してる。タクシー代わりなのかな?

頭上には鳥の楽園だけあってたくさんの鳥が飛び交っている。

ワシとかタカみたいな鳥かな?

そう思いながら歩いていると…

木の上に鳥が沢山とまってる!

しかも!人と同じくらいのサイズ!?

道の反対側にも。

木の上にコロニーを作ってた。

よく見ると、かなりデカい!

体高は1mほど、翼を広げると2m近くあるように見える。

こんな大きな鳥が沢山いるだけでかなりキモいのに…

よく見ると…

顔もキモい!!

キモいというか怖い。

こんな巨大でキモい鳥が街路樹の上に何百羽以上いる…

動物好きだけどコイツは無理

そんな巨大キモ鳥が10mくらい前をバサバサ横切っていく…

デカイしキモいし近いし怖い!やめてくれ!

キモいから飛ばないで!

ってこっち来んなし!

 

速歩きで巨大キモ鳥のコロニーゾーンを通り抜けた。

なんだったんだアイツらは…

調べたらアフリカハゲコウという鳥だそう。

アフリカハゲコウ
英名:Marabou。コウノトリの仲間でサハラ以南のアフリカ全域に生息する。大型の鳥類であり、体高約120cm、翼開長は225-287cmに達する。頻繁に屍肉を漁る。(wikipediaより)

屍肉をあさるって・・怖ぇ・・

北海道にいた時に絶滅危惧種で日本最大級の鳥、タンチョウ(鶴)とシマフクロウを見たことあるけどどちらも美しい鳥だから怖いなんて思わなかった。絶滅しないで欲しいと思った。

でもコイツラは顔がキモい。滅びよ。

・・・

さて、しばらく行くとゲートがあってその横に何かの事務所があった。看板には「Lake Ziway Tourism Ticket Office」の文字。湖の管理事務所かな?

ここで働く人に声をかけられ「この先へ進むには入場料が必要だ」と言われたのでひとり30ブル(=150円)を払う。

そして湖の地図と一緒にこんな情報ももらった!

スタッフ「この湖には鳥だけじゃなくてカバがたくさんいて、ボートツアーに参加すればカバを間近で見られるよ!興味があったら声をかけてね!」

カバ!!

野生のカバ、一度は見てみたいと思ってたからラッキー!!

ボートツアーの値段を聞くと、2人で750ブル(=3,750円)だと言われる。エチオピアでこの金額はちょっと高い。いや野生のカバが見られるのなら高くないか?どっちだ?

事前にズワイ湖の事をネットで調べてたんだけど日本語情報は皆無で、英語情報も1人の欧米人がブログで少し触れてただけだった。情報が無い中での旅は、こうした値段がボッタクリなのか妥当なのかどうか判断が付けにくい。

「とりあえず帰りまでに決めます」

そう言って湖の方へ向かおうとしたら、オフィスにいたお兄さん(アベさん)が湖畔まで連れて行ってくれることに。アベさんはボートツアーのガイドとして働いているそう。

アベさんと色々話しながら湖畔へ向かう。ちなみにアベさんはおっとりしてて超良い人!!

・・・

湖に近くに連れて周りの景色はどんどんのどかになっていく。

宿から歩き始めて30分しないくらいでようやく湖が見えてきた!

ってまたお前らか!

巨大キモ鳥!

近づきすぎたらクチバシで頭ほじくられそうで怖い!

怖いけど写真撮りたいからちょくに近づいてもらう。

ここで笑顔が作れるちょく、さすが!

この後ちょくは巨大キモ鳥に食べられてしまいました・・・

それにしてもコイツら・・・

何度見てもキモい。

ちなみに頭に毛がない理由は“大型の動物を食べる時、肉に顔を突っ込んで肉を食べるため血で毛が固まらないようにするため”らしい。ハゲてる理由が怖すぎる。

あのクチバシで突かれたら体に穴あきそう・・・

ポケモンを実写化したらオニドリルはこんな感じなんだろうなと思った。絶対に戦いたくない。

近くで見ると本当に気持ち悪い。

じっと見てると睨まれた!!

「さっきからなにキモいキモい言うとんじゃワレぇ!(ギロッ)」

「頭ほじくり倒すぞ!ボケェ!!!(白目)」

 

ぎぇぇえええええーーーー!!すいませんすいませんすいません!!もうキモいなんて言いません!

 

お前なんか滅びてしまえええ!!!!(遠吠え)

 

湖畔には小さな船着場があった。

ここにはパッと見でも10種類以上の鳥がいて、みんな浅瀬でエサを探してた。

もう良い加減こいつらの写真は良いかな・・・・

見たことのある鳥も発見!

ペリカン!

ペリカンって近くで見ると・・・

顔がマヌケ。

目が取れてしまったおもちゃみたいな顔をしてる・・・

鳥を観察したあと、案内してくれているアベさんから「湖畔に美味しいものが食べられるお店があるんだ!」と言われ連れて行かれたのは・・・

湖畔に建つレストラン!

ここではズワイ湖で採れた新鮮な魚を揚げていて、香ばしい匂いが漂っていた。

この魚はティラピア!

淡水魚の中でも臭みがなくて美味しい魚で、エチオピアで採れる魚の中では一番美味しいのだそう。日本人の旅人がよく行くアワサ湖(ズワイの少し南)で有名なのは知っていたけど、エチオピアの湖ではどこでも採れるそう。

お昼がわりに1つ頼んでみた。1匹30ブル(=150円)。別にコーラと紅茶が合わせて13ブル(=65円)。

テラス席で湖を見ながらいただく。

ピリ辛ソースを付けて食べると・・

うまい!!

魚自体はごく普通の白身魚の味なんだけど、揚げる前ににんにくをすり込んでいて美味い。そしてレモンとピリ辛ソースが合う!

美味しすぎてもう1皿追加注文。

止まらない!

久々の魚だったことと、エチオピアで、さらに淡水魚ということもあって全然期待してたから激しく感動!

帰りもアベさんと色々話しながら帰った。

魚は美味しかったしアベさんがあまりに優しいから、2日後にカバを見るボートツアーに申し込んだ。カバ、見れると良いいな。

夕方になると、日中よりも大勢の人が行き交っていた。

この街では他の街以上にロバや馬が活躍している。

1頭だけでトボトボと家路に着くロバも。

ロバってこんなに自由にさせてて大丈夫なの?

 

道路横の空き地で可愛い鳥を発見。

フワッフワで触ったら気持ち良さそう・・

そしてあの巨大キモ鳥も巣に帰る時間。

巣の場所を巡ってなのか、すごい喧嘩してて怖かった。

仲間にドロップキックをかまされた1匹が巣から追い出されていた。

まだ飛べないヒナの姿も。

最初はキモいだけだったけど、こういう子育て場面を見るとほのぼのするなあ。

サイズが大きいだけに、夕日で浮かび上がったシルエットがカッコ良くてしばらく見とれてた。

 

鳥を見終わったあとは夕食の材料を買うために街の中心部へ。

普段から外国人なんて来ない街だからか、歩いていると宇宙人でも見るような感じでジロジロ見てくる。

八百屋でトマト&じゃがいも500gずつ合計20ブル(=100円)で購入。

そして商店でマカロニ500gと卵4つで22ブル(=110円)を買う。

帰り道、街の奥に大きな教会が見えた。

街の雰囲気にはそぐわない立派な教会で圧巻だった。

エチオピアって不思議だなあ。

 

夜は電気コンロでポトフを作った。作れるものは限られているけど、キッチンなくても自炊できるって電気コンロ最強!

馴染みのあるコンソメの味、落ち着く・・・

巨大な鳥に出会えて怖かったけど楽しかった1日だった!

・・・

お次は鳥の楽園ズワイがさらに本気を見せてくれる事に!

続く!

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