おだやんです。
リアルタイムは南米アルゼンチン!ワインに溺れて楽しい日々を過ごしています!
さて、イシオロから治安の悪いナイロビへとやってきたおだやんとちょく。この日は街でいろいろ買い物をしなくちゃいけないんだけど治安が悪いから不安だらけ!そこでとある強盗対策を思いつき、実行しました!
それとナイロビでコンタクト洗浄液やテントを買ったりもしたのでその情報も載せておきます!
旅する夫婦の強盗対策
朝起きて宿の屋上からナイロビの街を見下ろす。宿の周辺は路線バスの発着場なので、まだ7時だけどすでにバスや人でごった返している。

何度見てもこのエリアは物騒。
この日はいくつか買い物をしなきゃいけなかった。だからある程度まとまったお金を持って治安の悪い街を歩かなきゃいけない。でも強盗にあったらどうしよ・・・ナイロビ怖い・・・
そこでどうしたら強盗に合わないか、そしてあっても取られないor見つからないかを考え抜く。
「財布はもちろん持たない方がいいよね」
「うん、カメラもリュックも持って行かない!」
「ズボンの下につけるマネーベルトは強盗に知られてるから意味がない」
「靴下の中は?」
「俺が強盗だったら靴下の中まで調べる」
「どこに隠したら・・・」
「むしろ隠さないとか?」

夫婦であれこれ考えた結果3つの対策を立てました!
対策その1・目立たない
これが最重要な対策だと思います。強盗になったつもりで考えてみてください。
おしゃれなTシャツに身をくるんで首から一眼レフを下げてカッコいいリュックを背負ったさっぱり綺麗めなイケメンと、かたや手ぶらでヒゲもじゃもじゃなおっさん、どちらを狙いますか?
俺だったらイケメンのくせして気取ってんじゃねぇぇ!!オラァァ金出せイケメン!!金持ってそうなイケメンを狙います。すいません、イケメンかどうかはあんまり関係ないですね。
つまり「こいつ金持ってるな」と思われたら終わりなんです。野暮ったい格好をしてとにかく目立たず、強盗のターゲットにならないようにする作戦です。
対策その2・取られてもいいお金を持つ
アフリカに入る前にネパールでとある日本人男性にあった時のこと。
彼は南米で拳銃を持った強盗に出くわしたことがあったのですが、強盗に盗んでもらう用の小額紙幣(20ドル札)を常にポケットに入れておいたのでそれを取られるだけで済んだそうです。南米では逆に何も持っていないと腹いせに撃たれることがあるとも聞きました。怖っ。
その話を思い出し盗られても痛くないダミー財布を持つ作戦を立てました。
でも正直20ドルなんて大金取られたくありません。そんな時カバンの奥にこれを見つけました。

ベトナムの救世主・ホーチミンさんです。
その額1万ドン(=50円)!
これなら盗られても痛くも痒くもない!だいたいアフリカ人はアジア人=全員中国人としか思ってないんです。この1万ドン(=50円)をマネーベルトに入れて隠しておき、強盗に遭って身体検査された時に「そこだけは許して!」って顔をしながら渋々ベトナムドンを渡します。
強盗「この半端ない桁数は高額紙幣に違いない!」
俺「それ100ドル分で全財産なんだよ。勘弁してくれよ・・・」
強盗「これで許してやろう。(チョロいもんだぜ)」
俺「(チョロいもんだぜ)」
完璧です。もちろんベトナムドンである必要はありませんが盗られてもいいお金作戦が使えそうです!
※ベトナムドンを使うこと自体は半分冗談なので本当は10or20ドル紙幣(ユーロも可)にしましょう。
対策その3・隠しポケットを作る
じゃあ肝心の盗られたくないお金はどこに隠し持つの?という疑問が生まれます。
そこで考えたのがズボンに隠しポケットを作ること!ボディーチェックされても絶対に触られない足首にクレジットカードや三つ折りのドル紙幣が入るサイズのポケットを縫い付けます。

ポイントは2つ。1つは前面(すね側)に付けず背面(ふくらはぎ側)に縫い付けること。前面や側面だと中身が厚いと膨らみが見えてしまいます。
2つ目は伸縮性のある素材を使うこと。素材は古いストッキングのつま先部分がベスト!中身を出す時に楽です。

ズボンと接してる面だけ縫い付けて、ポケットの入り口は安全ピンで止めます。

ストッキングは伸縮するので中身を出すときは安全ピンを外さなくても隙間から引っ張ればカードだけ取れます。取るときは人気のない場所でササっと中身を抜きます。
ちなみに靴下を履いてしまうと強盗から「靴下を脱げ」と言われた時にバレてしまう可能性があるので靴下は履かない方がいいと思います。そうすれば膝より下には何も隠していないように見えます。
いざ実践!
さて、手ぶらで、マネーベルトにはベトナムドン、そして足首の隠しポケットにはお金を入れて街へ出かけます。

なんだこの安心感。
なんせ手ぶらになれるのが嬉しいしバレにくい場所に本命のお金があるから「強盗に遭っても盗られる用のお金を渡せば良いや」という気持ちに慣れてビクビクするストレスが無くなりました。
後日談ですが、アフリカを7ヶ月旅して改めてこの3つの対策は「本当に使える対策」だと実感しました。
1、目立たない(手ぶら)
2、盗られる用のお金
3、隠しポケット
危険な都市には近づかないことがベストですがどうしても行く方にはオススメの対策です!
ナイロビでショッピング
さて、強盗対策を施していざショッピングへ。この記事内で紹介した店の地図は一番下にまとめて載せています。
まずはケニアのお土産が一番安いと噂のヒルトンホテルへ。この日は下見だけ。

ヒルトンホテル内にあるこんな商店街の一角に2軒のお土産やが向かい合ってます。


なぜヒルトンホテル内のお土産屋が一番安いかは謎ですが、おしゃれな置物やキッチン用品が100円ほどから売ってたり、女子が喜びそうな可愛いマサイ族キーホルダーが50円以下で売ってたりと本当に激安でした。
これは別の日に買ったのでその時に詳細を書きます。
お次はちょくのコンタクト洗浄液!ヒルトンの向かいにある眼鏡屋で見つけました!

300mlの洗浄液が1470Ksh(=1570円)でした。
続いてテント!
向かったのはナクマットシティ(Nakumatt City)という大型スーパー。これもヒルトンホテルの割と近くにあります。

地下も含めて3フロアありイオン並みに何でも売ってます。アウトドアコーナーは地下。
品揃えは微妙ですがテントや寝袋が買えます。

2〜3人用のテント(Weekenderブランド)を2620Ksh(=2800円)で購入!

後日使ってみた写真。この後南アフリカまで役立ちました。

ちなみに2人で泊まるなら1〜2人用じゃなく2〜3人用を買った方が絶対良いです。ちなみに雨が振ったら雨漏りします。そんなレベルのテントです。
最後にふと入ったスポーツ用品店で釣り糸と釣り針を購入!

釣り好きとしてはこれが一番嬉しかった。竿や重りはその辺の木や石でどうにかなるけど糸と針だけは自作できない。小さい魚でも良いから釣るぞ!
欲しいものが全部買えて良かった!こんなに買い物に集中できたのも二人で考え抜いた強盗対策のおかげ!
隠しポケット、本当にオススメです!!
それぞれのお店の地図
❶New Kenya Lodge
❷Hilton Hotel
❸コンタクト液の店
❹Nakumatt city
❺Nairobi Sport House
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