ちょくです!
マラウイに滞在中のおだやんとちょく。
この日はマラウイに来たら行きたいと思っていたリビングストーニアへ移動。
びっくりするほど絶景のキャンプ場でキャンプ生活が始まります!
最近移動ばかりしている気がする
タンザニアのイリンガから少しずつ移動している私たち。
毎日毎日街から街へ(具体的にはイリンガ→ムベヤ→カロンガ→ムズズ!)、平均6時間のバス移動を続けてマラウイ北部にある第三の都市・ムズズという街までやって来た。
最近移動ばかりしている気がするわ・・・。
なぜこんなに毎日移動を繰り返しているかというと、一気に行ける大型バスがないのと暗い時間に街に着きたくないから。
でもそんなコマ切れ移動も今日でひと段落!
今日はマラウイで行きたかった場所の一つ、リビングストーニアへ向かう。
リビングストーニアはムズズの街からバスで山を登って約1時間半。
小高い丘の上にキャンプ場が2箇所あって、そこからの景色が絶景という噂。私たちは以前ケニアのナイバシャ湖エリアで10日間のキャンプ生活を楽しんだので、またキャンプできるのは嬉しい。
そして何より、早く腰を据えて落ち着きたいー!
・・・
バスに乗る前にやって来たのは大型スーパーSHOPRITE。
さすが第三の都市、栄えておる。
ちなみにマラウイは南アフリカの企業が進出しているので、スーパーはとても利便性が高くおしゃれ。ケニアもタンザニアも都市は都会だったけどこんなに綺麗なスーパーはなかった!
さて、ここに立ち寄ったのは食材調達のため。
リビングストーニアではのんびりキャンプしながら毎食自炊する予定。
キャンプ場にはドミや個室もあってレストランも併設されているらしいんだけど、私たちの中でキャンプと言えば火を起こして自炊!というわけで事前に数日分メニューを考えてどっさり買い込む。キャンプ場周辺にはほとんど何も手に入らないので、忘れ物がないように慎重に。
買い物中、マラウイのスーパーで一番びっくりしたのは陳列。
ビッッシイイ!!!と美しく陳列された食品たち!
これぞ全国の小売業者が目指す、「一寸の狂いもなき陳列」ではないでしょうか。
今まで日本を含めいろんな国のいろんなスーパーで買い物をして来たけど、マラウイのスーパーの陳列がダントツで美しいと思う。全ての商品のパッケージが揃っていて前列に並んでいる様子はもう圧巻ですよ。世の小売業者は陳列研修(なんだそれ)にマラウイに来るべし。
ガタガタクネクネ移動でお尻が怪死
買うべきものを買ったら、いざリビングストーニア!
ちょうどSHOPRITE(スーパー)の前にバスターミナルがあるので効率良くバスに乗り込む。実は来た道を戻るような形で、1時間半バスに揺られチティンバという場所で下車。
ここまでは良かった。スムーズだった。
でもここからが苦難の道のり!
・・・
ここからリビングストーニアには、実はちゃんとしたバスがない。一日に1本、良ければ2〜3本ジープが走るくらいで時刻表もないから適当にジープを待って人が集まったら出発というユルイ感じ。値段は一人 クワチャ(=円)らしい。
私たちもジープがあることを祈って待ってみる。
もう待つしかない。
が、しかし。
乗り合いジープが全然来ない。
待てども待てども、気配ゼロ。
しかも不幸なことに、ムズズからのバスが一緒で「俺もリビングストーニアに行くんだ」というおっちゃん曰く、今日はもうジープは来ないらしい。
バスは来ない・・だと・・・。
おじちゃんは「俺は荷物が多いから湖近くの宿に一泊して明日またチャレンジする」とのこと。そして「あの若いにいちゃん(現地の人)は歩くみたいだから、良ければついていきな。4時間くらいで着くと思うよ。」とさらっと一言。
そんな風に言われても・・さすがに10キロ以上のバックパックを背負って山道は歩けない。しかも今回は数日分の食材もある。無理無理。
絶望に暮れていたとき、山から車の音が聞こえて来た。
これは奇跡か!!
車に近づいてみると、白人のお姉さんがムスッとしてドライバーとやりとりをしている。
どうやらこの白人のお姉さんは朝から4時間もジープを待っているらしく、全く車が来ないのに痺れを切らしてとうとうジープをチャーターしたらしい。
お姉さんは「ありえないわよ!高すぎよ!」とプンプン丸なんだけど、これは私たちとしてはラッキーすぎる展開。お姉さんと交渉してチャーター便に乗せてもらえることになった。
他にもリビングストーニアに行きたい人々が各自お姉さんにお金を払い、出発!
「ジープが来ない」という苦難を乗り越え、出発した私たち。
でもここからがまた苦難。
もうね、道がね・・・
ハイパーガタガタ。
しかも山道だからクネクネで、最悪のドライブ。
カーブで曲がる反動で体は左右に揺れまくり、ガタガタの道路で体が上下に揺れまくる。
お尻がすごい勢いでバウンシングするもんだから、めちゃくちゃ痛い!!お尻の骨が!欠ける!!!
でもそんなこと嘆いたって道路は良くならないので記念に一枚。
笑っているけど、実は二人ともお尻が死んでる。そして私の前に座っているお姉ちゃん怖すぎ。
そんなガタガタクネクネドライブの末、やっと目的地に・・!
ついたよ!!!
やって来たのは、The Mushroom Farm Eco Lodge。
2つあるキャンプ場のうちの一つがここ。道路から山肌に向けて歩いて行くとロッジが見えてくる。
すごく良い雰囲気のロッジ兼キャンプ場ですぐにここを気に入った私たち。
そして何より「ここにテント張って良いよ」って案内された場所が神!!!
みて!!!!
目の前が絶景!!!!
寝ぼけて踏み外したら崖から落ちる場所で、テントを張った瞬間に「私たち史上最高のキャンプサイト」に認定された。
このキャンプ上の素晴らしさは、また次回の記事でたっぷりと。
・・・
とにもかくにも日が暮れそうだったので、この日は散策せずにすぐに自炊!
今日はお鍋だ〜!
焚き火で作るご飯は最高に美味しい。火を見ているだけで癒される・・・。
さあ、ついに目的地であるリビングストーニアまでやって来た!!
楽しくて絶景なキャンプ生活が始まります!
続く!
リビングストーニアの場所
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