リビングストーニアにある絶景の天空キャンプ場がすごい!

ちょくです!

マラウイで来たかった場所の一つ・リビングストーニアにやって来ました。

ここが今までの人生で体験した中でもトップクラスの絶景キャンプ!

オシャレなキャンプ場「Mushroom Farm」

マラウィのリビングストーニアという場所までやって来たおだやんとちょく。ここには山肌にキャンプ場が2軒ありどちらも絶景ということでやってきた。

私たちが泊まっているのは、マラウイで密かに人気が出てきているMushroom Farm Eco Village!

ここは若いヨーロッパ人がオーナーで、村の人々を従業員として雇い雇用を生み出している宿。

レセプションとリビングスペースはとっても開放的で風が気持ち良い!

受付の横がレストラン&共有スペースになっていて朝・昼・晩とここで食事が出来る。そしてこの共有スペースが素晴らしい!

日中は木漏れ日が差し込んで、心の底からリラックスできる環境。

そしてこの景色!!

こんな景色を楽しみながらお食事できるなんて、最高じゃない?!

この宿に来るためにジープで過酷なデコボコ道を通って来なきゃいけなかった。でもこの景色はジープ移動でお尻を犠牲にしただけある。あの時は辛かったけど登ってきた分景色は最高。

 

この宿には宿泊だけじゃなく、トレッキングやヨガなどの有料アクティビティもあって宿泊客を飽きさせない工夫も。

さらに宿の一角には小さなショップもあって、これがまたアフリカ布を使った可愛い小物ものばかりで乙女心をくすぐる。

これらは全て村の女性たちが作ったもの。

マッシュルームファームはクラフトショップも運営していて、村の女性たちの雇用にも貢献している。

テーブルクロスやペンケースなどがあってどれも可愛かったー!

そして宿には犬と猫もいて、癒し効果絶大。

動物がいる宿って最高!!

ああ・・ここは天国かな?うん、天国かもしれない。

絶景すぎる宿泊棟とキャンプサイト

ここからはマッシュルームファームの素敵な部屋とキャンプサイトを紹介したい。

実際に私たちはこのエコロッジでテント泊したんだけど、テントがなくても大丈夫。ここはドミトリーから個室まで、いろんなタイプの宿泊棟がある!ファミリーだって泊まれるよ!

これがまたいちいちオシャレで可愛いかった・・。

まずは「サファリテント」という名前の宿泊施設。

大きなテントの中にベッドがあるというテント×部屋という面白い寝床!

中はこんな感じ。

大きなテントの中にベッドがドーン!というお部屋。床はコンクリ。(お客さんがチェックアウトした後の部屋を撮ったのでベッドがぐちゃぐちゃだけど気にしない)

普通のお部屋と違って風が吹けばテントがバサバサというので、ちょっとしたキャンプ感が味わえるお部屋。キャンプしたいけどベッドで寝たい!という贅沢な人に向いてると思う。

そして、ここの素敵なところは・・・

目の前のこの景色ですよっ!!!

奥にはマラウィ湖も見えるこの景色を、朝の目覚め一発目で見れるなんて本当に贅沢!

・・・

そして「普通のお部屋が良い!」という人にはオシャレなコブハウスもあります。

コブハウス(Cob House)とは自然の材料(粘土・砂・藁)だけで作るナチュラルな家のこと。ここもまた内装が可愛くて、ドアの外の景色は同じく絶景!

・・・

そして最後は我らがキャンプサイト。

みて!この自然に囲まれたキャンプサイトを!!

ここはなるべく木を切り倒さないように工夫しているそうで、とても自然に近い形のキャンプサイトでテント泊が出来ちゃうのが魅力。

木に囲まれているから圧迫感あるかなー?というとそうでもない。キャンプサイトは必ず山肌にあるので見晴らし抜群。

本気で天国!

ここは今まで泊まった中でダントツ1位の絶景キャンプサイト!

山肌=崖っぷちなのでちょっと気をつけないといけないけど、朝起きたら視界がパアア!っと開かれているこの感動はぜひ実際に泊まってみて体感してほしい。

人生初のコンポストトイレに感動

マッシュルームファームエコロッジはエコなスタイルを貫く宿泊施設。

基本的には自給自足を目指していて、その工夫が随所に見られるからとても面白いし勉強になることがいっぱい。

そしてその代表格とも言えるのが

トイレ。

ここのトイレはコンポストトイレ(composting toilet)。

日本では「バイオトイレ」とも言われているコンポストトイレは水を使用しないタイプのトイレで、好気性微生物の活動によって排泄物を分解するという仕組み。

天然の自然光が気持ち良いトイレ

洗面所が可愛い!

水を使わないってことはボットン便所?と思うけど、ちょっと違う。

ボットン型トイレは用を足したらそのままだけど、コンポストトイレは用を足した後に・・・

排泄物を分解する成分を便器にぶち込むのだ!

これをすると驚くほど臭わないし、排泄物が分解されると肥料にもなるというスーパーエコシステム。

木製のトイレ

気になる分解アイテムはこの二つ。何かわかるかな?

答えはこちら!

 

分解アイテム①、灰!

分解アイテム②、おがくず!

この二つをトイレ後の便器にパッパッパと振りかけるだけで完了。なんて簡単なんだ!

水を使わない(流さない)と聞くと臭いが気になるけど、さっきも言った通り全然臭わないからすごい。むしろおがくず(木のクズ)の香りが強い。

このコンポストトイレは実際初めて使ったけど、素晴らしい仕組みだなと関心。

排泄物を堆肥にしてそれを畑に撒き、野菜が出来たらそれを人間が食べてまた排泄する。この繰り返し。水も使わないし完璧に再利用できていてこれぞエコだよなあ。

自給自足というと「畑で野菜を育てる」とかが思い浮かぶけど、これはそのワンランク上。薬剤を一切使用しないから自然に優しいし、下水処理する必要がないってすごい。神がかってる。

ちなみにトイレの他に、生ゴミもコンポストしている。

トイレも端材も残飯も、無駄にせず肥料にするって素敵だなぁ。

100%オーガニックのガーデンってどうなってるの?

さて、続いてはガーデン。

エコロッジが持つガーデンは完全オーガニック。

もちろん肥料は先ほど紹介したコンポストトイレや端材コンポストで作った肥料を使っている。

そういえばオーガニックって言葉よく聞くけど、実際どうやって栽培しているかは知らなかったから興味津々。ここでは色んな野菜を育てているんだけど、一切薬剤を使っていないのに虫喰いにあったりしていない。

その秘訣がすごい。

まず至る所にマリーゴールド。

あれ?ここお花畑でしたっけ?畑ですよね?ってくらいマリーゴールドだらけ。

実はこのマリーゴールドこそがオーガニック栽培のミソで、マリーゴールドは害虫対策に効果てきめんとのこと。とにかく野菜の隙間に植えまくるだけで虫除け効果があるんだって。

そしてもう1つのオーガニック必須アイテムはこれ。

えんどう豆みたいなこれは、食べ物ではなくて防虫スプレーの材料!

この鞘をフヤフヤにふやかして作った液を、野菜たちに吹きかけることで虫が寄ってこなくなるんだって。

薬に頼らず野菜を育てるって大変なのに、ここの野菜は虫食いも無くとっても新鮮で美味しそう。

こんな秘策があったなんて知らなかったから勉強になった!

そして、この畑で栽培された野菜たちを使ったある日のディナーはこんな感じ。

盛りだくさんだめちゃくちゃ美味い!

レストランはベジタリアンで、野菜オンリーなのにめちゃくちゃ美味しい。大豆のミートボールも、まるで肉!肉好きのおだやんですら「うまっ!信じられない!」と興奮するほど。

すごいぞマッシュルームファーム。

栽培から焙煎まで!自家製オーガニックコーヒー

ここのファームではコーヒーの豆も栽培しているんだけど、なんとここでは豆の栽培だけにとどまらず焙煎して商品化しているんだそう!

工場というには小さいワークショップがここ。

手作りの焙煎機があるー!

よく写真をみてもらうと、焙煎機の手前には逆さになった自転車があって、焙煎機と自転車がチェーンで繋がれている。

奥にある椅子に座って、ペダルを漕ぐ焙煎機の中が回転する仕組み。

天才かよ!

少量だけど、ここで作られたコーヒーはレストランで出したり販売されている。私たちもコーヒーを飲んだけど、香りが良くてとても美味しかった。

しかしここまで自給自足をしているとは思ってなかったなぁ。恐れ入りました。

極上すぎてどうしよう。天空のハンモック

最後に、マッシュルームファーム一押しの場所はここ。

天空ハンモック!

まるで空に浮いているかのようなハンモック。横を向くとありえないほどの絶景。

奥にはマラウィ湖も見えるくらい、見渡せる絶景。

景色は最高で、環境に優しくて、いろんなことが勉強になる。

これは・・・この旅でも上位に来る最高の宿に巡り合ってしまったぞ・・・。

Mushroom Farm最高だー!

続く!

Mushroom Farmの場所

 

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2 件のコメント

  • くりやま より:

    おだやん様
    お久しぶりです。うちの妻がこの記事を大変面白いと言っています。
    新年も奥様を大切に、元気に旅を続けてください。
    ではでは。

  • マラウイといえばアクアリストのメッカ。こんなにきれいなところなんですね。湖の状況はどうなんでしょう?近年外来種、主にアメリカザリガニが増えてしまって環境が激変してるといううわさも聞くので心配してます。

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