おだやんです!
リゾートのヌングイに行ったり、スパイスツアーに参加したり、この島にしかいない幻の猿に会いに行ったりと、ザンジバル島を思いっきり楽しんだおだやんとちょく。
この日は夜行フェリーでダルエスサラームへ戻る日。ザンジバル最終日はモヒートが有名なバーへ行ってみました!ダルエスサラームへのフェリー情報も載せています。
ザンジバル最終日
お?

おお?

朝からどうした…

ブログの不具合なのか猫の画像しか出てこない(嘘です)。

旅を終えたら猫専門の写真家にでもなろうかな…

おっと…また猫ブログと化すところだった…
宿の入り口にいた猫にウインクされたもので、朝からつい猫の写真ばかり撮ってしまった。
えー、そうでした。ザンジバル最終日についてです。
宿で朝ご飯を食べたあと、なんとなく海が見たくなったので港の方へ。

残念ながら朝から曇りで景色もパッとしない。
ヒマだからなんとなく海を眺める。

この旅を始めてからネットが使えなくても楽しめるようになってきた。
日本にいた時はヒマさえあればすぐSNSやまとめサイトを見てしまうようなネット依存人間だった。今思えばあれは精神衛生上良くなかったな。
さて昼前になって、今夜のダルエスサラームまでのフェリーチケットを買いに行く。

フライングホース社(安い方のフェリー会社)のチケットオフィスの場所や外観が分かりにくい。
チケット売り場の場所
地図上ではなぜか中華レストランが出てくるこの辺り。

ダルエスサラームまでは一人20USドル(=2300円)で、タンザニアシリングだと47,000シリング(=2416円)。両替手数料を含めてもドルに両替して払った方がお得だったので、わざわざ両替してドルで払った。
一応2社のフェリー情報を載せます。
難なくフェリーチケットゲット!
イスラム圏を旅するということ
昼すぎ、雨が強くなってきたのでフォロダニ公園で雨宿り。

同じ場所でムスリムがよくかぶる帽子をかぶった青年も雨宿りしていた。

そういえば2日前からイスラム教徒たちはラマダーン期間に突入していた。
イスラム教徒が90%以上を占めるこの島では、ラマダーン期間中はどのレストランも商店も閉まってしまう。

お店のドアにもこんな張り紙。
しょうがないので我々も何も食べないでいた。

猫もひもじそう…
太陽が昇っている間だけとはいえ、神への祈りのために1か月間も断食するなんて凄すぎる。真面目だし敬虔だ。
例え「1ヶ月間ラマダーンすれば石原さとみとデートできる」と言われても俺にはできない。
いや、出来るか。3ヶ月間は余裕だわ。
さて、ここでイラっとする出来事が。
雨宿り中、短パンを履いて公園を歩く欧米人女性が見えた。

「女性はむやみに肌を露出してはいけない。男性は結婚前に女性に触れてはいけない。」
そんなルールのあるイスラム圏で、しかもムスリムたちにとって一番神聖なラマダーン期間中に、短パンで街を歩くとは何事なんだ。
これは例えば、禁煙してる人の顔にタバコの煙を吹きかけるようなものだし、ダイエットしてる人の前でケーキ食べるようなもの。いやもっと酷い。
俺がムスリムだったらキレまくって、コイツの靴にシュールストレミング(知らない人は調べて)入れまくるわ!ムスリムじゃない俺がこれだけムカついたんだからムスリムはもっと腹わた煮えくり返ってると思う。
LCCの出現で航空運賃も安くなり、翻訳アプリも進化したことで誰でも気軽に海外に行けるようになった。3連休もあれば海外に行って異文化や異教徒と触れ合う機会が持てる。
でも文化や宗教は、良くも悪くもLCCや翻訳アプリが進化するスピードには追いついていない。
だからこういう文化や宗教間のすれ違い(イスラム圏で肌を露出する等)は時に事件に発展したりもする。例えばレイプ事件とか。レイプしたムスリムが100%悪いんだろうか。
みんなが思うほど世界はそんなに寛容じゃない。
他の国や異文化圏に行く際には是非、ある程度の節度やマナーを学んでから行って欲しい。
ラマダンだから宿に返ってこっそりスナックを食べた。

ひもじい・・・
夕方になるとさっきまでゴーストタウンみたいだった街が一斉に賑やかに。

時間になると一斉に出てくるあたり、ムスリムらしく真面目で微笑ましい。
俺は数ある宗教のなかで個人的にムスリムが一番好き。勝手な比較だけど真面目だし他人に優しいし、飾り気がなく誠実だ。
この旅では中東には行かなかったけど、もっとムスリムの世界を覗いてみたいからいつかちゃんと中東を旅したいと思った。

宿でパッキングをしてると、窓から教会とモスクが同時に見えた。ザンジバル島、本当に面白い場所だったなぁ。
ザンジバル最後の晩餐はオシャレに
宿を出てフェリーに乗る前に晩ご飯を食べに行く。


あまりリゾートっぽいことをしてなかったから最後くらいはオシャレな店に。

沢山の種類のモヒートが楽しめると人気の「6 Degrees South」。トリップアドバイザーでもかなり人気の店。

バックパックを背負ったまま入店したため入り口のスタッフの視線が痛かった。しょうがないじゃん。
地図でいうとここ。
屋上がオシャレなテラスになっていて、欧米人がシャンパンなんかを飲んでいる。

ソファ席もある。

テラスからは海が見渡せた。もう少し早かったら夕日が見れたのになぁ。

さて、この店の人気メニューはモヒート。なんと6種類くらいあってどれも美味しそうだった。
ここはあえて普通モヒートを注文。モヒートとジュースで13,500シリング(=690円)。


器がオシャレ過ぎてなんか恥ずかしい。まるでハネムーンみたい…ってそういえばハネムーンだった。旅が過酷すぎて忘れてた。笑
晩ご飯にはタコのグリルとオープンサンドを注文。合わせて23,000シリング(=1180円)。


お高いだけに普通に美味しい。特にタコが柔らかすぎてニヤけてしまった。
二人で合計1900円ほどしたけど美味しかったので満足!
最後に一応海鮮も食べたし美味しいモヒート飲んだし、ザンジバル大満喫!
夜は8時すぎにフェリーに乗り込んだ。

行きと同じで外国人は全員VIP席に詰め込まれる。
行きは通じたのに今回はフェリー内のwifiは繋がらなかった。
夜行フェリーなのでイスを繋げて寝た。明日の朝にはダルエスサラームだ。
・・・
ダルエスサラームの後はイリンガという街に数日滞在したあと、イリンガを経由して次の国マラウイへ。
なんだかアフリカ旅が楽しくなってきたぞ!
続く!
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