ぶらり北京散策!そして中国とは思えない癒しの公園を発見!

ちょくです!

1日も無駄にできない、弾丸中国編のスタート!(理由はVISAを取らなかったから)
なぜVISAを取らなかったかについては、また後日書いていく予定です・・・。

さて!まずはぶらり北京散策!中国って空気が汚いってイメージがあったけど、それを覆す公園でゆっくりしてきました。

ぶらり北京散策!以外にも空は青かった!

モンゴルからの二泊三日の陸路移動の末、早朝4時半に中国は北京に到着した私たち夫婦。
北京に降り立ったときの感想は・・・

あっつい!!!!

モンゴルは朝晩とっても冷えたのでフリースや軽量ダウンを着ることもしばしば。
それに比べ、中国は湿度高めで蒸し暑い。
早くも気温差にやられています。

さて、暑さにへこたれつつも、宿に荷物を置いて近くを散策してみることに。

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街並みはいかにも中国っぽい雰囲気で、「中国来たな〜」と実感する。

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バイクと人の多さとか、

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露天が並ぶ風景とか。

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ぐっちゃぐちゃの電線とか。これ、すごい(笑)

モンゴルでは目にしなかった光景が広がっていて新鮮。

 

そして、街をプラプラしながら「想像していた中国と違う」と思ったことがあります。

それは・・・

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空気。
我々が想像していた中国は、画像のような霧に包まれたような空気の悪い世界。

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この霧の正体は一時期ニュースでも話題になった微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染。
マスクだらけの人々と、ビルが霞むくらいの汚染具合にビックリしたのを覚えています。
息もまともに出来なさそうで、健康被害も深刻そうだしちょっと中国大丈夫?とビクビクしていました。

 

しかし実際は・・・

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気持ちの良い、青い空

 

テレビで見た光景とは随分違う。
私たちは中国に来る前までずっと大気汚染を心配していたので、この空の青さは驚きでした。
マスクをしている人よりも、おじさんたちの上裸率の方が高くてそっちに目がいくくらい。(笑)

後日友人に「PM2.5」について聞いたら、ここ数年でとても改善されたとのこと。
でも「冬はやばい!」「人間が住む場所じゃない!」らしい。
彼によると夏は比較的空気もよく、とくに私たちが訪れた6月末は最高のコンディション。
思いがけず良い時にきたみたいです。

 

そんな気持ちの良い青空の下、私たちは朝ごはんを求めて歩いていきます。
4時半に寝台バスを降りてから、実は何も食べていなかったのでもうペッコペコ。

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歩いていると、このような屋台を見かけます。
朝ごはんはここで決まり!

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注文したのはこちら!
中国風バーガーみたいなもの。一つ5元(80円)と安い。
ピタパンみたいな生地に角煮・ピーマン・パクチー・玉ねぎを炒めたものがサンドされています。

これがね、これがね。
モンゴルでマトン肉を食べ続けた私たちには、もう・・・

 

染みる美味しさ!!

 

牛肉・・・う、うまあーーーーい!!と、朝からモリモリ食べる。
マトン肉も美味しかったけど、やっぱり食事のバリエーションって大事なんだなと思った中国一品目でした。

 

中国風バーガーを食べ終えたあとおだやんが、

「まだまだ食い足りねえ」

と食に飢えていたのでもう少し食べることに。

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お次は小籠包とワンタンスープ。
手前の小鉢は食べ放題のお惣菜。

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小籠包というより、ミニ肉まん!こちらは一皿6元(96円)。
餡にも味がついていて、さらに黒酢をかけて食べると美味しい!

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ワンタンスープは4元(64円)。
ワンタンもさることながら、パクチーとの組み合わせが神。
黒いのはワカメみたいな海藻でした。

 

ふらっと宿のすぐ近くを歩いただけだけど、中国の雰囲気を味わえたので満足です!
ただとても暑い。暑すぎるので「湖とか見て涼みたいね」という突発的な発想で湖まで行ってみることに・・・。

 

癒しを求めて湖に行ったら、立ち入り禁止スポットだった話

暑すぎて倒れそう!でも、宿にいるのは勿体ない!
ということで、北京で涼を求めようと「地図上で見つけた湖」を目指すことにした私たち。

地図にある湖は有名なのかも分からないけど、結構大きいしきっと癒しスポットに違いない。

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街をみながら歩いてみよう!と早速スタート。
お腹いっぱいでテンション高め。

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街を歩いていると、外で座っている人を結構みかける。

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本当にいたるところに椅子があって、おしゃべりしたりして楽しそう。

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ということで、座ってみた。

サッと片づけられる折りたたみ系の椅子ではなく、ちゃんとした椅子。
中国の人は井戸端会議をしていたり、麻雀したり、ひまわりの種を食べたり・・・外で椅子に座って交流するという文化のようです。
あとは人によっては室内にエアコンがないっていうのもあるかもしれない。

 

 

さて、休憩しつつ歩き続ける私たち。
宿から湖は思っていたよりも遠くて、3〜4㎞は歩いた気がする。

そしてしばらく歩くと、やっと目的地についた。
けれど、想像と違う。湖は塀で囲われていて、何やら重い空気が流れている。

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「ここが湖?」

「うん・・・」

「本当に?」

「多分・・・」

 

そんな会話が何度もなされるほど、緊迫した空気。
直立不動で微動だにしない警察。6〜7人はいるだろうか。
涼みにきただけなのに・・・すごい湖なのかな。

恐る恐る出入り口に近ずくと、警官が4人くらい、バババババッと近づいてきた。
めっちゃ動きが早い。さっきまで直立不動だったのに!

 

「湖を見たいんですけど・・入り口はここですか?」

「ここには入れない」

「今日はもう終わりですか?」

「ここには入れない」

「いつなら入れるんですか?」

「いつでも入れない」

 

どうやら365日、入れないようだ。
湖くらい見せてくれよ〜ケチ!と思っていたら、警官が一言。

 

 

 

 

「ここは軍の・・・」

 

その後何と言ったかは分からない。
でも軍のなんちゃらと言っていた。気がする。

 

しかし、なんで気づかなかったんだろう。

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この厳重体制で!!

 

どう見たって入れる雰囲気じゃないのに、暑さでおかしくなっていた。
「いつ入れるの?」なんてとぼけた質問をかました自分が恥ずかしい。
ああ、穴があったら入りたい・・・。間抜けすぎる・・・。

最後に、「写真だけ撮って良いですか」と聞いたら「いいよ」といってくれたので一枚。

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かっこいい。
普通はこの雰囲気で察するよね・・・。

 

癒しを求めて公園へ!中国とは思えぬ緑溢れる場所を発見!

湖かと思ったら軍のなんちゃらで行き場をなくした私たち。
でもここでノコノコ帰るわけにはいかない!だって暑い中ずっと歩いたのに手ぶらでは帰れない!

ヤケクソになって、一休み出来る公園を探しまくる!すると1キロ先くらいに発見。
『中山公園』という公園で、結構広そう。

寝台バス&気温差でヘロヘロで正直帰りたかったけど、公園を目指し黙々と、会話もなく歩く。
体力の限界を感じるアラサーの二人。

歩いて歩いて・・・

やっと到着!!

 

が、しかしタダではなかった。
地味にショック。

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でもここで休めるはず!!と、入場料を払う。

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中山公園の入場料は一人3元(78円)

開場時間は、

夏は6:00〜22:00
冬は6:00〜20:00

と、遅くまで開いている。
夜はライトアップされるのかな?

 

気になる公園内は、

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おお!木漏れ日溢れる癒しスポット!

北京の街中に、こんな場所があるなんて!!
ビル群の中にある新宿御苑みたいな感じです。

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日の光が気持ちい〜・・いや、暑い。

ベンチを見つけて座ってみると、

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なかなか良い景色!

目の前には水路も広がっていて、アヒルボートもありました。
奥にはお寺もあって中国らしさもあり、素晴らしい景色。満足!!

 

中山公園は入場料を取るだけあって、かなり広く車の音も一切聞こえない。
ゴミも落ちていないし、とてもきれいに整備されている。

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ベンチもたくさん。
騒がしい街中とは違って、ゆっくりとした時間が流れている。

あとから知ったことだけど、この公園の正面からは天安門が見えるみたい。
北京には”京城九壇”という故宮をとり囲む九つの壇(皇室がとり行う祭祀の場所)があるらしく、この中山公園もそのうちの一つなんだとか。

しかし、まさか北京にこんな素敵な公園があるなんて思いもしなかった。
のんびりリラックスできる場所。

中山公園、全然混んでいないし、人混みや中国の喧騒に疲れた時にオススメです!

 

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2 件のコメント

  • backtothenature より:

    雲伯さん

    ご返信遅くなりすみません!
    そしてコメントありがとうございます。

    中国の国家主席や要人の住む場所だったとは!教えてくださりありがとうございます。
    もしかしたら拘束の可能性もありましたね…何もなくて良かったです。
    ブログにも、追記しておきます!本当にありがとうございました!

    ちょくより

  • 雲伯 より:

    一年以上前の記事ですが驚いたので失礼します。
    やけに警備が厳しかった湖があるらしき場所は中南海と言われる中国の国家主席や要人の住む居住区です。
    中南海については詳しい事はウィキに書いてありますが日本やアメリカで言うところの永田町やホワイトハウスのように中国の首脳部を指す比喩として中南海と使われるくらい重要な場所です。
    最悪拘束される可能性があっただけに何事も無いようで安心しました。
    中南海は中国ではとても有名な観光地でもあるのでたまたま訪れてしまったのは運が良いのか悪いのやら…

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